【乳酸菌おもしろ解説】第7回：ビフィズス菌BB-12（帝人、FUJIFILM、小岩井等）

2022年10月30日 23:59

第7回目も、ビフィズス菌ですみません！ビフィズス菌BB-12のご紹介です。

今回は、BB-12をご紹介したいというよりは、小岩井生乳100%ヨーグルトが素晴らしかったので、そのご紹介です。
ビフィズス菌BB-12自体は素晴らしいので、今回はその魅力の一部だけのご紹介になりますが、お許しください！BB-12の全貌はまた今度^^

前置きが長くなってしまっていますが、伝えたいことは「食べてみての感想」だけですので、そこだけでも読んでください。(笑)

菌の基本情報

前回、「BB536は日本で有名」と言いましたが、「BB-12は世界で」広く使われているビフィズス菌です。
こちらも、単体でも十分に効果はありますが、乳酸菌との組み合わせも相性抜群です。

お時間あれば、前回のBB536の記事もご覧ください。

世界で一番論文が多い”乳酸菌”は「LGG」であることは前回の記事でご紹介しましたが、
”ビフィズス菌”の一番は、「BB-12」です。

後述にも記載いたしますが、481報（2022年10月現在）にも及ぶ研究論文が公開されています。

前回のBB536の論文が79報で、日本一でトップクラスとお伝えしておりましたが、BB-12はその6倍以上もの論文数があります。

BB-12は、生きて腸まで届くことで腸内環境を改善し、便通を改善する機能があることが報告されています。ビフィズス菌の代表的な効果ですね。

しかし、BB-12は、他の一般的なビフィズス菌より高い耐酸性を持っているため、胃酸などを通過する力が強いとされているのが特徴です。

古くから、粉ミルクから食品まで多くの製品に採用されており、安全性が認められています。

また、米国のGRASという安全性の取得しており、大人だけでなく乳児にも安全性が確立しています。

BB-12は0歳から安心してお召し上がりいただけるビフィズス菌です。

論文数　：481報 *
主な効果：腸内環境改善、便通改善、夜泣きの改善等
代替性　：有り
総合評価：★★★★★

*PubMedにて「Bifidobacterium lactis BB-12」「lactis bb12」「BB-12」等を含む検索に基づく（おなかラクト調べ、検索日：2022年10月30日）

論文数は、ビフィズス菌の中ではぶっちぎり世界一です。

BB-12は単独ではもちろんのこと、乳酸菌とセットで研究されることも多いビフィズス菌です。乳酸菌との相性が良いので一緒に摂取することをお勧めしております。

菌の販売元のクリスチャンハンセン社のサイトにも効果がまとめられています。

今回は、小岩井乳業さんの「生乳100%ヨーグルト」を食べてみました。今回伝えたかったことはここからです！！！！！
まずは商品のスペックから。

種類別名称：発酵乳
内容量：400g
無脂乳固形分：8.3％
乳脂肪分：3.5％
原材料名： 生乳（国産）
保存方法要：冷蔵（10℃以下）
アレルギー物質：乳成分
賞味期限：（メーカーの製造日より）22日間
小売り希望価格：ー

40億個以上（100gあたり10億個以上）

特定保健用食品（許可番号：627）
生きたビフィズス菌（ビフィドバクテリウム・ラクティスBB-12）の働きにより腸内の環境を改善し、おなかの調子を良好に保ちます。

エネルギー：65kcal
たんぱく質：3.2g
脂質　　　：3.8g
炭水化物　：4.6g
食塩相当量：0.12g
カルシウム：110mg

総合評価：★★★★★
甘み　　：★☆☆☆☆
酸味　　：★★☆☆☆
甘味料感：☆☆☆☆☆
堅さ　　：☆☆☆☆☆
量　　　：★★★★★
続け易さ：★★★★★

ここまで長くなってしまいましたが、この記事で伝えたいことはこれだけです。
「ヨーグルトなら小岩井生乳100%ヨーグルト一択です！！！！」絶対おすすめです！！！

いろんなヨーグルト食べてきましたが、これ以上のヨーグルトはないでしょう！

だって、原材料「生乳（国産）」だけですよ？？？そして、BB-12という最強のビフィズス菌入っているんですよ。そしておいしいのです！！！

添加物を加えれば美味しいのは当たり前ですが、これは何も加えないで、美味しい味を実現してくるんですよ！！

ヨーグルトの究極系だと思います。これ以上のヨーグルトをどうやって作ったらいいか考えもつきません。

最高のヨーグルトに出会ってしまったという感動をお伝えしたいだけの記事です。(笑)

このヨーグルトを開発して、世の中に届けてくださった小岩井乳業さんに感謝です。

ちなみに、この生乳100%ヨーグルトは、2017年頃まで東北と関東でしか販売されていなかったのですが、これを全国に届くようになったのは、先日お亡くなりになったキリンビールの敏腕社長の布施さんの功績が大きいとのことです。

おなかラクトの記事では、日々皆さんに有益な情報を、腸活・菌活の観点から発信していきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？