茶道の所作を学び、おむすびの結び方を学ぶ。
中高の後輩が、茶道のお仕事をしてる縁で、
大田黒公園の茶室で、初めての茶道教室。
都会の真ん中に、まだこんな庭園があるとは。
かんなりラフな茶道教室だけど、
所作は厳しく行っていて、
しかも、茶道教室に来るメンバーって、
面白い方がたくさん!
「道教」には
「最高の善は水のようなものである」
という基本的な考え方があります。
上善如水
という四文字熟語を見た方も多いのでは?
日本酒のブランドとしても有名ですよね。
「道教」は、自然が起こす現象を人の生き方に置き換えていくのですが、「水のように」を大切にしています。
そして、水が流れ通ったものを「道(タオ)」と表現しています。
「道」
日本人はこの「道」が好きです。
柔道、剣道、茶道、華道などなど。
更に海外から入ってきたスポーツにも、野球道というように、「道」にしたがります。
しかし、道教が教えるように、「道」は水が通った場所と考えると、「◯◯道」はもっと自然体に考えても良いように思います。
守破離
という言葉があるように、最後は「離」による自由度はあるものの、「守」への執着心が時に過剰になりすぎてしまうと、「道」の入口にも立てなくなるかもしれません。
河川の流れは、あたかも人体の血流のように自由な広がりが続きます。
人間の動作は、科学進歩によって動物本来の動きから乖離し始めているかもしれませんが、型は本来の人間の所作を感じられるから、美しく目に映るのかもしれません。
茶道を学びながら、おむすびの結ぶ姿勢を整えていきたいなと思います。