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◆仕事が好きだった私が、30代に辞めて楽になったこと

33歳、産休の折にいろいろ整理した。
その中でも「辞めること」を決めてやめた。
振り返ると「あれを辞めたから楽になったな」という瞬間が何度かあった。

辞めることへの抵抗感

もともとスマホにアプリゲームを入れても、ひと月くらいどハマりするが、急にふと温度が冷めて、サッとアンインストールする。
熱しやすく冷めやすい、というのか。
忍耐力、持続力がないというのか。
もともとあまりモノには執着しないタイプで、なんとなくだけど、幼少期父の都合で転勤転校を繰り返し人と長く深く付き合わなかったことがルーツにあるのでは?と思っている。真相はわからないけれど。

とにかく「辞めると決める」ことは私にとっては容易いし、「辞める」のも比較的早い。

まぁどうせやりたくなったらまた始めればいいし、というある種のいい加減さが根底にあることも手伝っているかもしれない。

30代中盤に差し掛かり、自分は変わらないつもりでも、出産を機にうちなるものが変わっていていることを感じざるを得ないし、なんだかそれは足や手に纏わりつく感じで、カラダを重くしている気がしているし。

「辞める」ことで比較的その重みを解放できたな、と感じている。

辞めたこと

・着飾ること
髪を染めること、
化粧をがんばること、
ネイルをがんばること。
比較的どれも好きな方だったけど生活の中での優先順位は下がる一方で、「やりたいけどできない」が次第にストレスに。
だったらそもそもやろうとしなくていいじゃん!になり、スパっと辞めた。

辞めたといっても、100%辞めるのは社会で働く人間としてどうかな?と思う点もあるので、
朝起きたらスキンケアしてそのあとBBクリームを塗りアイブロウを描く。髪は染めない代わりにヘアトリートメントでセルフケアする。ネイルは短く切り、気が向いたらセルフジェル。
くらいのほどほどに。すべては心の安定を重視。

・走ること
「走る」とはdo runだけでなく、精神的にも「走る」のを辞めた。
信号が変わるからって焦って走り出したり、締切がやばい〜と物事を詰め込んだり、そうやってると息切れして変なミスしたりするリスクが高まるので、思い切ってやめて、「遅れます!すみません!」「間に合わないかもしれません!予定変更させてください!」と潔く謝るようにした。

・炊飯器とか食器洗い機とか
炊飯器は手放し、食器洗い機は持ちたいという欲求を手放した。

炊飯器はとにかく置き場所にこまる。頻度からしたら外に出しておきたいが、ビジュアルと使用所要時間からしたらどこかにしまっておきたい
、、、結局ご飯は土鍋で炊いたら20分で完了して洗ってしまったらストレスフリーに。
食器洗いはなるべく洗い物を少なくと考えてワンプレートにしたら楽になった。

・アイロン必須の洋服
好きなんですよ、あのパリッとした肌触りや襟がピシッとしたシルエット。
でも冬はまだしも夏暑い時にやりたくない。
アイロン必須の洋服は捨て去り、洋服選びの基準はアイロン不要の素材かどうか確認してノーアイロンのものを選ぶ。

・毎日のお弁当作り
新卒ではいった会社では外勤の営業活動がメインだったのでもっぱら外食もしくはコンビニ弁当だったので、今の会社にうつってから手作りお弁当を導入。
だけど、前の日にある程度仕込んで朝に完成を続けられていたのも結婚するまで。

今は、日曜の夜に、残り物の野菜などを入れて作るスープをお弁当として持っていく。
元々は妊活のつもりで身体を冷やさないスープを作っていたけど、これ意外と楽ちんでいいやん!となり、サーモスの保温ボトルが優秀であたたかい状態で食べられるので今も継続中。


いつかまた再開したくなるかもしれないし、ほかにも辞めたくなることがでてくるかもしれない。
それはそれでよくって、大切なのは「なんとなくしてる」とか「やらないとという強迫観念に襲われてやってる」ものがないこと。
一度の人生だし、1日は24hしかない。
整理して、自分が本当にやりたくてやってることだけ、やって生きたい。


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