お餅太郎

思ったこと考えたことを書いていきます。 あんまり実用的なこと書きたくない。 専門は西洋史、社会学。

お餅太郎

思ったこと考えたことを書いていきます。 あんまり実用的なこと書きたくない。 専門は西洋史、社会学。

マガジン

  • 今週気づいたこと

    一週間で起こった出来事や気づいたことを書いて生きます。

最近の記事

ジュラシックパークで泣く

今日、4月17日は恐竜の日だということで、久々に『ジュラシックパーク』を見返しました。 もう、なんというか凄い!何度見ても期待を裏切らない。これだけ有名なのが理解できる作品だと思います。娯楽としても良し、アートとしても良し、という感じです。 ところで、映画『ジュラシックパーク』は言わずとしれたスピルバーグの代表作ですが、原作となった小説があるのはご存知ですか?私は今日調べて初めて知りました。 今から30年前ですから、まだクローン羊のドリーはおろか、windoes95

    • 叱ることは義務?権利?

      先日、定期的に面倒を見ている小学生の子を叱りました。 充分に信頼関係があると判断してのことですが、本人と親御さんがどう感じているかはわかりません。 感情的に怒ったのではなく、前々から言おうと思っていたことを、言うべきか言わないべきか冷静に判断をしてのことでした。 私は講師などは経験をしていても、教員としてのキャリアはないので、子供に説教をすることには慣れていません。なので、数日経った今もふと思い出しては、あの場で叱ったのは正しかったのか、方法は間違っていなかったか、そも

      • 人の気持ちは急に変わるから

        よく映画とか漫画を観ていると、登場人物の急激な変化に驚かされます。 めんどくさかった奴が急にイイ奴になっていたり、不真面目なやつが一夜にして真面目になったりと。「そんな急に変わるか?!」と笑っちゃうこともしばしばです。 そこはフィクションなので「演出上仕方ないよね」と捉えてもいいんですが、実はリアルでも人間ってそんな感じかもと思ったりもします。 昨日までどうでもよかった人が突然気になり始めたり、敵対的な人が協力的になってくれたりって実際結構あります。変わる瞬間って意外と

        • 落語四天王ちょーかっこいい

          みなさん、落語を聞きますか? 落語を聞かない、そこのアナタ! 興味がなくても全然いいです。 とにかく一寸だけ目を通して、 「ふーん、こんな人がいたんだな」と思ってくだされば。。。 落語のなにが凄いって日本が誇る伝統芸能ですから、そりゃ凄いに決まってます。 そんな落語の凄さを一言で語るなんて、それこそ四天王の方々でも無理な話だと思います(それどころか怒られそう)。 ですが、真面目な話は専門家に任せるとして、あえて庶民的な視線から言うならば、何百年も昔に誰かが作ったネタで

        マガジン

        • 今週気づいたこと
          3本

        記事

          背中も口ほどにモノを言う

          新宿京王百貨店の屋上に、BBQ場があるのをご存知だろうか。 ブロックごとにテントが分かれていて、タテ長の団体席が隣合わせに並んでいる。その日、私たちが案内されたブロックの横では、すでに若い女性たちが宴会を始めていた。いまどきのギャル集団である。 お酒を取りに席を離れると、ギャルのメンバーと思しき女性が数人、カウンターに並んでいる。そのとき、キャミソールの肩紐とポニーテールの間に、もっこりと背筋が浮き出ているのに気が付いた。 「あれはモデルだね」と、後ろから追ってきた先輩

          背中も口ほどにモノを言う

          悲劇と向き合う時間

          私たちは、物語が好きです。 映画や小説は、私たちを飽き飽きした日常から連れ出して、ワクワクするような非日常の世界へと誘ってくれます。 でも、物語は楽しいものばかりではありません。 悲劇というジャンルがあります。 喜劇が退屈な日常を忘れさせてくれるとすれば、悲劇は、日常の尊さを教えてくれるものです。 悲劇を観るたびに私たちは、普段アタリマエとしている日常が、実はとても脆弱な基盤の上に成り立っていることに気付かされます。一分も遅れずに動き続ける電車。無料のお水。スイッチひと

          悲劇と向き合う時間

          コンパニオン猫の苦労話

          私の地元は、東京23区で唯一の渓谷があることで知られている。 インスタ映えとかなんとかで、ここんとこ観光客が多い。 そこで意外な人気になっているのが、観光客によく懐くノラ猫だ。 もともと渓谷にはノラが多いが、観光客に媚びを売りエサを貰うことを覚えたらしい。私はその猫のことを、いつもコンパニオン猫と呼んで馬鹿にしていた。 猫とニュースちょっと昔、テレビ東京のニュース番組で、猫がスタジオを歩き回っている番組があった。土曜日の昼下がり。その日はいつもより少し疲れていて、なんだか

          コンパニオン猫の苦労話

          音楽の趣味が合わない友達

          あるあるですよねー。音楽の趣味が合わないことって。 ちょっと親しくなった人と、好きな音楽の話になったら全く趣味が合わなくて引いてしまったとか。 むしろ、同じアーティストを好きだというだけで、対して言葉も交わしていないのに、一晩語り合ったような仲になれてしまうこともあります。 つい比べたくなるよね多様性と叫ばれるようになって久しいですが、それでも私たちは、つい好きなことになると熱くなってしまうものです。 私はフォーク系の音楽が好きなのですが、EDMやパンクロック好きの連

          音楽の趣味が合わない友達

          君たちはどう歩くか。

          この世には二種類の人間がいる。 歩くとき、道をゆずる側の人間と、ゆずられる側の人間だ。 皆さんはどちらだろうか。 これは、世に言う陰キャだとか陽キャだとかの問題ではない。 チンピラか堅気かという問題でもない。 チンピラでも雑踏の中で人をよけることはあるし、隠キャ童貞でもスクランブル交差点をまっすぐ歩く人を私は知っている。 ゆずる側は一生ゆずる側だ。前にテレビ番組で、マツコ・デラックスがこんなことを言っていた。 「東京は道が混んでいるでしょう。ある時ふと気づくのよ。こ

          君たちはどう歩くか。