ジュラシックパークで泣く
今日、4月17日は恐竜の日だということで、久々に『ジュラシックパーク』を見返しました。
もう、なんというか凄い!何度見ても期待を裏切らない。これだけ有名なのが理解できる作品だと思います。娯楽としても良し、アートとしても良し、という感じです。
ところで、映画『ジュラシックパーク』は言わずとしれたスピルバーグの代表作ですが、原作となった小説があるのはご存知ですか?私は今日調べて初めて知りました。
今から30年前ですから、まだクローン羊のドリーはおろか、windoes95すら開発されていない時代。自然の摂理に逆らおうとする科学の発展と、人類に対して警鐘を鳴らしています。
この頃はまだ、ポストモダンや科学批判が頻繁に論じられていた時代でしたね。一方今では、圧倒的なテクノロジー進歩の前に、そうした言説もすっかり鳴りを潜めています。
しかし、この物語のメッセージは死んでいません。
それは、自然を制御できると思うなよ、人類!!!ということです。
時節柄すごく身に染みますね。。
どんな優れたシステムも、ちょっとしたインシデントの前に崩壊していく。
思えば日本人は、同じことを10年前にも経験していました。
あぁ、また忘れていた。自分たちが普段あぐらをかいていたシステムはこんなにも脆いんだということを、、、
ジュラシックパークに泣かされた週末でした。
はい、そんな感じです。
今週も強く生きましょう。それでは。
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