「俺、天才!」が口癖 自由な弟たちから学んだ私に足りないもの
ヒントは意外と身近にある!?
「俺、天才!」
私の家ではよくそんな言葉が聞こえてきます。
私には年の近い弟が2人います。
弟①
思ったことはなんでも口に出してしまう、
デリカシー無い代表の社会人1年目の弟。
体育の先生をしています。
趣味は競馬と野球。
野球に関する知識で受験ができるのならば、
おそらく東大に入れるんじゃないかって
くらいの記憶力の持ち主。
ただし、自分の興味のある分野だけ。
(そう、好きなことだけ。)
その記憶力、姉ちゃんに分けてくれと
何度思ったことか(泣)
最近の悩みは、
生徒にモテすぎることらしい…(笑)
弟②
「北海道で酪農がしたい!」と
北海道へ行ったthe自由人の弟。
よく食べ、良く寝て、牛さんと元気に放牧中…。
アルバイトもすぐに辞めてあまりせず、
1人暮らしをのびのびと楽しんでいるみたいです。
この間は、バーベキューをするためだけに
大阪まで帰ってきました。
その前は、ライブを観るために帰省。
その前は、友達と遊ぶために帰省。
どれも数日間の滞在です。
え、北海道と大阪ってそんな近かったかしら?
飛行機移動ですよね?あれ?(笑)
私のお家は、こんな2人の弟、両親の5人家族です。
そして我が家の特徴は「誰も話を聞いていない!」
本当に話を聞かない(笑)
みんながみんな自分の話を自由にするんです。
誰かに質問をしても、答えを聞かずに違う話を
始めてしまうような家族です。話しすり替え族。
そして、愚痴はほとんど私に飛んでくる。
いや、私、相談窓口の人じゃないんやけど…(笑)
一通り私に話してすっきりしたら、
みんな気分良く去っていきます。
本当に自由人。(笑)
特に弟2人。
よくそんな自慢話できるな、
どこからくるねんその自信って思うくらい。
すぐに天才!って言うし、
はっきり言って五月蠅いな、
アホやないかって思うんです。
(お口が悪くなってしまった…恥)
でも、最近気が付いたんです。
「なんだか、2人ともすごく楽しそう」って。
そして、2人とも話をして、
しっかり言語化しているんです。
私は、「どうせ誰も話を聞いてくれへんし」と
ずいぶん前から、
自分のことを家族に話さなくなってしまいました。
その影響か、自分が得意なこと、
できることがいまいちわからない、
困ったときに家族に相談できない人に
なってしまった気がします。
「自分を認める」
自慢話をして気分を晴らすことは、
ただの自己満足にすぎないと思っていましたが、
弟2人を見ていると
あー、私に足りないものはこれか!
と気付かされました。
弟2人と違うものはこれか!
よく、自分の機嫌は自分で取るしかないと
聞きますが、いまいちピンと来ていませんでした。話を聞いてもらえないなら、結果を残して
認めてもらおうとしていた人間なので。
でも、私の欲求は、
人から認められることが前提なので、
どれだけ成績を上げても、
なかなか満たされることなかったです。
次第に、他の人から褒めてもらっても、
純粋に喜ぶことが出来なくなってしまいました。
今でもすぐに「そんなことないよ!」と
口癖のように言ってしまいます。
いやいや、そもそも自分が
言われて嬉しい言葉すらわからんぞ。
そりゃあ、否定する言葉しか出てこないわな。
自分を認める言葉の選択肢が無いのだもの。
弟2人は、生活の中で自然とできることを
口に出しているのだと思います。
なりたい自分に近づきたいのであれば、
まずできることを
発見しなければならないと思いました。
自分ができないことを
人に押し付けたとことで何も解決しない。
小さな出来たことやいいことを摘み取って、
言葉にしてみる。
少しずつ、自分のことを自分で認める、
言葉にする練習をしていこうと、
弟2人を見て思ったのでした。
あ、今日は、
ソラマメの炒め物の味がばっちり決まりました✨
美味しいぞ!