メトロン星人は、まだ来てないみたいだ。
今宵も相も変わらず、夜中にシケモクを拾いに行った。
午前3時、浜松の繁華街。
土曜日の夜だから酔っぱらいの数がいつもより多い。
大声で叫ぶ奴や、千鳥足で歩く奴、路上に座り込んで仲間と話をしてる奴などがたくさんいる。
そんな中で、ボクは黙々とシケモクを拾い続ける。
ウルトラセブン第8話「狙われた街」で登場した『メトロン星人』が、もし浜松に来ていてタバコに赤い結晶を仕込んで自動販売機に補充していたとしたら、ボクも発狂していたかもしれない。
今日もたくさんシケモクが落ちていたから、それだけタバコを吸う人が多いということだろう。
吸い殻入れに捨てないことは、良くないことだが、そのおかげでボクはシケモクを手にすることが出来るのだから、そこは咎めることは出来ない立場である。
タバコの値段が、今月になって上がったが、それでもそんなこと関係ないかのごとく、みんなはタバコを吸い続けている。
この調子なら、たとえタバコの値段が千円になったとしても。吸い続ける人は多いのだろうと思うのだ。
タバコ税がいかに使われているのかも、気になるところではある。
ボクがタバコを吸い始めた頃は、マイルドセブンが180円だったが、現在では500円以上するらしい。
ボクが34年吸い続けたJPS(ジョン・プレイヤーズ・スペシャル)も560円になったらしいが、昨年からボクはAMERICAN SPIRITに鞍替えしたから、六百円で長い間吸うことが出来る。
初めはマイルドセブンを吸ったが、その後は洋モク派になったのである。
誰かに誘われてのことでもなくJPSの軽さと香りが気に入って吸い始めたのだ。
わりとメンソールを吸う人も多いが、ボクもたまにはメンソールが吸いたくなる程度で、それをメインにするつもりはさらさらない。
最近電子タバコに手を出したが、それに落ち着くわけでもなく、両刀使いでやっていこうと考えている。
とりあえず、タバコをやめる気はないことだけを最後に書いて終わりにします。
…ほな、ね。
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ブルーライト浴びすぎてないですか?
ファミコン1日1時間、パソコン1日好きなだけといいます。
そんなに書けないけど・・・また読んでください。