音と映画とセリフのないシーンの心理描写
観る前にサントラ聴くことをオススメしたい映画
SUBMARINEは2010年のイギリス映画。
妄想癖がある15歳の少年オリバーとジョルダナの2週間の恋物語。
思春期の葛藤を描いている。
映画を観る前にまずサントラを聴いた。
このサントラがとても良い。
アレックス・ターナーがこの映画の為に書き下ろした全6曲。
サントラを聴いてるだけでと自身の淡い恋の出来事を想い出してしまう。
サントラを聴くと観たくなる。
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Paris, Texas
ヴィム・ヴェンダース。
今まで観てきた映画の中でも強く印象に残っている作品のひとつ。
人生の儚さ。
ライ・クーダーの奏でるスライド・ギターが
主人公の心理を見事に描写している。
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バスのシーン
脱獄映画が好きだ。
大脱走にアルカトラスからの脱出。
大脱走でのスティーブ・マックイーンがバイクで逃げるシーン。
チノパンに袖を6丈くらいのところでちょんぎったネイビーのスウェットがカッコよくて真似をした憶えがある。
ショーシャンクの空には何度も観た。
好きなシーンはいくつかあるが心理描写がとても繊細に描かれている3つのバスのシーンが印象的。
ブルックス(ジェームズ・アレン・ホイットモア)が仮出所後バスに乗るシーン。同じくレッド(モーガン・フリーマン)が仮釈放後バスに乗るシーン。 不安に満ちた表情がスーツケースを両手で抱える仕草と目の表情で伝わる。
バクストン牧草地の大木の下、アンディ(ティム・ロビンス)からの手紙を読みジワタネホへ向かうシーン。
今度は希望に満ちた表情でバスに揺られながら外を眺めている。
このセリフのない静寂なバスのシーンが何とも言えず素晴らしい。
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素敵な一日をお過ごしください。
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