大好きな詩を翻訳してみた -당신을 좋아한다는 말
こんにちは!ゆうです🐾
突然ですがみなさまは「삿포로에 갈까요(札幌に行きませんか)」という言葉が韓国でどのような意味を持っているかご存じですか?!
実はこの言葉、韓国では「あなたが好き」という意味があるそうなんですね...!!😳
多分日本でいう「月が綺麗ですね」と似たような意味っぽく、韓国でも結構知っている人が多いみたいなんです!💭
なんてロマンチックな...!しかも札幌...!!と私はびっくりしたのですが、これはある韓国の詩が由来となっているそうです🥹
私がこれを知ったのはとある韓国のネットのコメントでそこからずっと大好きな言葉だったんです🫶🏻
ですがここまで長い詩だとは思っておらず、ただ誰かが言い出したのかな程度の認識でした;;
ですが調べてみたところ네이버で該当箇所の詩の本文が見つかり、これは込められた意味を知りたい...!!ということで自分なりに和訳をしてみました✍🏻
意訳も含まれていてまだ文章も拙いところがあると思いますが、よかったら韓国語単語などの参考にしてください🤲🏻♡
詩と作詩者について
この詩は「바람이 분다 당신이 좋다(風が吹く、あなたが好きだ)」という旅行散文集の中にある「당신을 좋아한다는 말(あなたが好きだということ)」という詩です🕊️
本の情報を見ると、「人、縁、そして愛の話」とあります。旅行を通してそのような題材に触れていくとなるととても温かそうな本だなあと思います☺️
作詩者は이병률という方で、職業は詩人でありラジオの構成作家もされているそうです...!彼が出す旅行エッセイとしては2冊目の本みたいです📕
「著者自身が旅行に出て感じた感性的な写真と文で埋め尽くされたこの本には、目次もページも順番もなく、まるで読み手が旅行に行って来たかのような気分にさせられる」と紹介文で紹介されていました(中略あり)🙌🏻
札幌という言葉が出てくるということは、著者が実際に札幌に行って書いた詩なのでしょうか??🤔
ということであらかじめ基本情報をおさえた上で本文を読んでいくことにしました!
詩の本文と和訳
太字の箇所は私が翻訳しながら調べた単語とその和訳になります✋🏻
당신을 좋아한다는 말
あなたが好きだということ
11월과 12월 사이를 좋아합니다.
11月と12月の間が好きです。
그건 당신을 좋아한다는 말입니다.
それはあなたが好きだということです。
조금씩 눈비가 뿌리고 있으니
少しづつ雨雪がちらついているので
어쩌면 잠시 후에 눈송이로 바뀌어
もしかしたらしばらくして雪の結晶に変わって
이 저녁을 온통 하얗게 뒤덮을지도 모르니
この夜を全て白く覆い隠してしまうかもしれないので
이곳 강변의 여관에서 자고 가기로 합니다.
この場所の近くの川辺の旅館に泊まっていくことにします。
창문을 열어놓고 맥주를 한 병 마시는데
窓を開けたままビールを一瓶飲んでみますが
몸이 술을 마시지 말라고 하네요.
体が酒を飲むなと言っていますね。
이야기 할 사람이 없으면 술을 마시지 말라고
話し相手がいなければ酒を飲むなと
몸아 말을 걸어옵니다.
体が声をかけてきます。
그럼요, 술은 정말정말 좋은 사람이랑 같이 하지 않으면
もちろん、酒は本当に本当に好きな人と一緒に飲まなければ
그냥 물이지요. 수돗물.
ただの水でしょう。水道水。
언제였던가요.
いつのことだったでしょうか。
덕유산으로 삼 개월을 여행자로 자낸 적이 있는데
徳裕山で三ヶ月の間旅行者として過ごしたことがありましたが
매일매일 폭설이었고 나 또한
毎日毎日豪雪で私もまた
매일매일 눈사람이었습니다.
毎日毎日雪だるまのようでした。
그 시간, 나는 모든 것을 받아들일
その時間、私は全てのことを受け入れる
준비를 하고 있었는지도 모르겠어요.
準備をしていたのかもしれません。
인생의 진하디진한 어떤 예감 같은 거요.
人生の無鉄砲なある予感のようなものです。
그 후로 나에게 생긴 병이 있다면
その後で私に生じる病があるならば
눈을 찾아 자주 길을 나선다는 것.
雪を探してよく出かけてしまうという病。
누군 병이라지만 그렇게 나쁘지만은 않은 병이겠죠.
誰かは病気と言うだろうがそこまで悪いとは言えない病でしょう。
매일매일 폭설을 기다리다 드디어 폭설을 만났습니다.
毎日毎日豪雪を待っているとついに豪雪に出会いました。
요즘 저의 근황을 이야기하자면
最近の私の近況を話すならば
매일매일 폭설 중이라는 겁니다.
毎日毎日豪雪の中だということです。
이리도 폭설 중인데 무엇이 저를
こんなにも豪雪の中にいるのに何が私を
일으켜 세울 수 있을까요.
奮い立て直させてくれるのでしょうか。
폭설이 두 눈으로 들이치는데
豪雪が両目に吹き込んでいるのに
어떻게 한 발짝이라도 나아갈 수 있을까요.
どうしたら一歩でも進むことができるのでしょうか。
놀랍네요. 이런 기적들이, 괜찮네요.
驚きますね。このような奇跡たちは、悪くないですね。
우리 천 살까지 만나 살까요. 그러면 어떨까요.
私たち千歳まで付き合って生きましょうか。そうしたらどうなるでしょうか。
이러면 어떨까요. 모두를 던지는 거예요.
こうするのはどうでしょうか。全てを投げ出すのです。
그 다음은 그 이후의 모두를 단단히 잠그는 거예요.
その次はそれ以降の全てにしっかりと鍵をかけるのです。
삿포로에 갈까요.
札幌に行きませんか。
멍을 덮으러, 열을 덮으러 삿포로에 가서
痣をおおって、熱を覆って札幌に行って
쏟아지는 눈발을 보며 술을 마실까요.
降りしきる雪を見ながら酒を飲みませんか。
술을 마시러 갈 땐 이 동네에서 저 동네로
酒を飲みに行く時はこの村からあの村まで
스키를 타고 이동하는 거예요.
スキーに乗って移動するのです。
전나무에서 떨어지는 눈 폭탄도 맞으면서요.
もみの木から落ちる積もった雪にも当たりながらです。
동물의 발자국을 따라
動物の足跡を辿って
조금만 가다가 조금만 환해지는 거예요.
少しだけ進むと少しだけ明るくなるのです。
하루에 일 미터씩 눈이 내리고
一日に一メートルずつ雪が降って
천 일 동안 천 미터의 눈이 쌓여도
千日の間で千メートルの雪が積もっても
우리는 가만히 부둥켜 안고 있을까요.
私たちは静かにしっかり抱き合っていませんか。
미끄러지는 거예요.
滑るのです。
눈이 내리는 날에만 바깥으로 나가요.
ゆきの降る日にだけ外に出ましょう。
하고 싶은 것들을 묶어두면 안 되겠죠.
したいことたちを縛っておいてはだめでしょう。
서로가 서로에 대해 절망한 것을
お互いがお互いに対して絶望したことを
사과할 알도 없으며, 세상 모두가 흰색이니
謝ることもなく、世界全てが白色なのだから
의심도 서로 없겠죠.
疑う気持ちも互いにないでしょう。
우리가 선명해지기 위해서라기보다
私たちがより鮮明になるためというより
모호해지기 위해서라도 삿포로는 딱이네요.
曖昧になるためにも札幌はぴったりですね。
당신에 많은 부분들.
あなたを形作る多くのものたち。
한숨을 내쉬지 않고는 열거할 수 없는
一息では列挙できない
당신의 소중한 부분들까지도.
あなたの大切な要素たちも。
당신은 단 하나인데 나는 여럿이어서,
あなたはたった一人なのに私の代わりになる人は何人でもいて、
당신은 죄가 없고 나는 죄가 여럿인 것까지도
あなたには罪がないのに私には罪がいくつかあることまでも
눈 속에 단단아 파묻고 오겠습니다.
雪の中にしっかり埋めてきます。
"삿포로에 갈까요. "
「札幌に行きませんか。」
이 말은 당신을 좋아한다는 말입니다.
この言葉はあなたが好きだという意味です。
まとめ
詩を読んで韓国の方の札幌の捉え方は興味深いなと思いました...!!😭
雪を見て綺麗だねと笑い合える関係性の尊さはどの国でも変わらないんだなとぐっときました🥹
まだ想い人とは札幌に来たことはないけど、それでも綺麗な景色を見て思い出したり、一緒に来れたらなと願う想いの強さがよく分かる詩でした💭
私も札幌に行きたい...!!⸜❄️⸝
ということで今回は完全に私の自己満である詩の翻訳の記事を書かせていただきました✍🏻
私が国語国文学を目指すことになったきっかけとも言える詩です!💕
あの時この詩を読んで感動したあの気持ちを絶対に忘れず、この1年国語国文学科への進級を目標に全力で勉強に取り組んでいきたいと思います!!!😭😭🫶🏻
今回もお読みいただきありがとうございました🕊
寒い日々が続いていますがみなさま素敵な日々をお過ごしください⛄️