見出し画像

「現代俳句」2023年10月号を読む。

「現代俳句」を読む時に、感銘句に印をつけている。
そのうち、特に面白かった感銘句を勉強のために紹介したい。

百景共吟(2、3ページ)

秋桜ふぞろいだからちょうどよい
関戸美智子

第15回現代俳句の風(45〜52ページ)

天高し餃子に羽が生えている
佐藤レイ

吾が庭のちちろは音痴かもしれぬ
名久井清流

※ちちろはコオロギ。

西瓜食ふ少年の日をまるごと食ふ
丸山みづほ

※西瓜はスイカ。南瓜はカボチャ。

試着しきれぬ自我置いてくる花野
徳山優子

終点の無き大空鳥渡る
宇田川良子

西瓜叩かれ挙げ句の果てに売れ残る
川島記依子

新入会員記念作品(61ページ)

一生のお願い二つさくらんぼ
高矢実來

感想

書き終わってから通しで見て振り返ると、季語と内容が身近な句を選んでいたと思う。

特にフルーツが多く、実りの秋らしくなった。

いいなと思ったら応援しよう!

ゆめいるか書房
最後までお読みいただきありがとうございました。 もっと面白い記事を書けるように日々頑張ります。 次回もお楽しみに!

この記事が参加している募集