【勝手にレビュー】あつた蓬莱軒のひつまぶし
名古屋に行ったら、ひつまぶし外せない名古屋飯の一つです。
その中でも、一番の老舗と言ったら「あつた蓬莱軒」で間違いないのではないでしょうか。
ネットのひつまぶしランキングでもダントツの一位です。
ただ、そのため「待ち時間」がすごい長いのでも有名です。
並んで待つ形ではなく、来た順で名前を書いて何分後来てくださいと言われるのでそこまで時間をつぶしてから中に入る形になっています。最長で3時間という時もあるそうです。
でも大丈夫です。観光がてら周囲を散策することによってお腹も程よく空いていい調味料になると思いますよ。
お店から歩いて500メートル先には、熱田神宮があります。自然に囲まれた御社は見ごたえもあります。参道は木々に囲まれているのでリラックス効果もあります。
遠くから運転してきたときは、熱田神宮で散歩するだけで疲れが取れる気がします。御朱印集めのついでに来るもの良いと思います。
時間になっていくと、中で5~15分待ちますが、もう少しです。
座って休むもよし、立って待つもよしです。
赤い絨毯の床が高級感をかもし出してくれます。HPを見ると160席あるそうですが、それが毎日満席になるのは驚異的ですよね。
いよいよ本題のひつまぶしですが、ひつまぶしは大きさが2種類あります。
「ひつまぶし」と「一半ひつまぶし」でお茶碗3杯分が普通の「ひつまぶし」で、お茶碗6杯分が「一半ひつまぶし」です。
上の写真ぐらいの差があります。1.5倍ぐらいですかね?
オススメの食べ方は、
1杯目は、そのまま食べる。
2杯目は、薬味をつけて食べる。
3杯目は、出汁を加えて、お茶漬けにして食べる。
との事ですが、好きに食べて頂いて結構ですとの事です。
オススメの食べ方通り食べてみました。
1杯目はそのまま食べてみましたが、うなぎの焼き方が絶妙でかなりしっかりした濃い味のうなぎが脂ものってうまいです。うな重で食べるのと違って細く切ってあるので、断面にたれがすごくしみ込んでいるからだと思いますが、けしてしょっぱ過ぎるわけではなくてちょうどいい感じです。
2杯目は薬味をつけて食べるのですが、青ネギ・わさび・海苔が入っている皿からそれぞれをかけて食べます。そばと同じ薬味のラインナップですが、これがいい感じです。特にわさびは、脂との相性がバツグンでうなぎの味が華やかになるし、海苔による味わいと青ネギによりさっぱりしたそれでいて飽きさせない深みも出てくるのですごく新鮮な感覚になります。
3杯目は出汁をかけてお茶漬けにしてみますが、今までの味わいが出汁に溶け出し、一体感を持つとまた違った味になります。旨味のまとまったスープとご飯を一緒に飲み込むとのど越しもよく、すーっとおなかに入り込んでいきます。
一度の食事で、別の料理を3品食べた感覚になれるのはひつまぶしかお鍋ぐらいしかないような気がします。
ちなみに「あつた蓬莱軒」は他の料理もおいしいので、頼んで見て下さい。オススメはうなぎを卵焼きでくるんだ「うまき」です。
こんなお得な気持ちになれるひつまぶしがある「あつた蓬莱軒」。
機会があったら是非行ってみてください。
きっと幸せな気分になれると思いますよ。
ひつまぶし 3990円
一半ひつまぶし 5300円