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「秋雨物語」は役に立つのか

貴志祐介さんのホラー短編集。
面白かったなー。

寝てる間に、勝手に身体がテレポーテーションされてしまう怪異「フーグ」が最悪だった。
自分におきかえて、布団でぬくぬくして起きたら神戸とか最悪。ガラパゴス諸島とかに連れてってくれたらギリ許せる。
特に好きな短編は、「こっくりさん」。
終わり方が良い!本当にジ•エンド。続きが気になりようがない、後味スッキリで切れ味抜群だった。


降霊術で思い出すのは、去年日本でも公開された映画「Talk to Me」
幽霊が当たり前にあるもとして、ドラッグのオルタナティブとしての降霊術!幽霊を降ろすとハイになるのだ。
ウルトラスーパー面白くて、2023年に観た映画でNo.1かも。No.1。
あと、偉そうなことを言うとポリティカルなコネクトレスが担保されているというのは、こういうことなんだぞ!という見本のようなエンタメに少なくともわたしは見えた。

エンジョイとしての降霊術。

あと降霊術で思い出す小説は、「幼年期の終わり」。
西洋版こっくりさん、ウィジャボードで高次元の存在の秘密を暴いてしまうのが1番のアガりポイントだ。

地下室のネクロノミコンを読んでしまい悪魔に憑依されてしまう、「死霊のはらわた」は何もかも超がつくほど、大好き。
でもこれは降霊術なのかな、、?と、脱線しすぎな気もする。

こっわー!

脱線を続けると、ネクロノミコンといえばクトゥルフ神話。一番好きな話は、「宇宙からの色」。
正直そんなに多くは読んでいないので、これはイイぞ〜!というのがあれば教えて欲しい。インマウスの影も好き!気持ち悪いからね。

ホラー映画もホラー小説も好きだなって話を取り留めなく書きましたが、もちろん貴志祐介さんは最高峰だ。いつか クリムゾンの迷宮、天使の囀り は実写化されたらいいなー、なんて思っている。

「黒い家」は小説も、大竹しのぶも超最高だ。

なんだかカッコいい。

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