書活243日目*その人生、後悔してますか?
明日、死神がやってきて「さあ、逝く時間だよ」と言われたらどう思いますか?
最近ずっと考えています。
後悔、あれをしなかった、これもしなかったと後悔をするのかと言われると首を傾げます。もちろん、やりたいことだらけなのに、やらない選択をする方が多いです。
しかしやらない選択をしたとしても、新たなことがあったりするので、なんだかんだと楽しいことに出会えます。
ただ、やらない方も気になるし、やっぱりやった方が心が満たされる気もします。
いや、諦めているのかもしれません。私の人生は満足だと思い込むことで、本来の気持ちを閉ざしているように見えます。
ならばそれは後悔なのかもしれない。
20代の頃に大変大きな冒険へと飛び込みました。安定した生活よりも夢に繰り出した方が豊かだと思ったから。
けれど、その思いはすぐに枯渇しました。ある日私は仲間にこんなことを口走りました。
「外部出演はもうやめる。ここにいてここに集中するよ」
変化を嫌ったのか、思い描いた未来は手に入らないと思ったからなのか、理由はいくらでも出てきますが、ひっくるめると「恐れ」です。
恐れは視界を狭めます。踏み出す気持ちを削ぎます。その恐れはどこから来るのかというと、安心という場所を知ったからかもしれません。
本当に安心する場所なのか!?
さて、明日死神が来た時、私は後悔しないかと言えばやっぱりするでしょう。惜しいとも思います。
何をしたいのかとか、どうしたいのかとか、そういうことを考えてからと思っていましたがどうやらそんなことよりも「足を出せ、手を動かせ」なのだそうです。
恐れとは、ただ「ない未来」を悪い方向へばかり妄想しているだけのこと。成功する未来を想像するのは、引き寄せてるというよりも、自らが近づくための原動力なのかもしれません。
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