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哲学日記・メモ

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2023年6月の記事一覧

哲学・日記・メモ「等価交換の事」

哲学・日記・メモ「等価交換の事」

等価交換の事

等価交換って本当に可能なのだろうか?
「等価」なら交換の必要すらないのでは?と思うから。
むしろ、「交換」はそもそも「等価」の関係に生じるのではなく、優劣や不公平の最中に生じるものなのだ、と言う方が腑に落ちる。
強いて言えば、その隠蔽か「等価」を語らせているのだとしたら、つまり貨幣の等価性とは「そういうもの」なのだろう。

哲学・日記・メモ「オルタナティブである、という事」

哲学・日記・メモ「オルタナティブである、という事」

オルタナティブである、という事

オルタナティブである、という事は、それはあくまで「オルタナティブであろうとする姿勢」なのだろう。それが単純にメインストリームを目指すものならば、もはやそれはオルタナティブであることを認めないだろうし、だからそれが実現したら、それまでメインストリームであったものがオルタナティブになるだけだろうから、それは革命みたいなものであろう。
だからメインストリームとオルタナテ

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哲学・日記・メモ「 『対等』を不条理とするならば」

哲学・日記・メモ「 『対等』を不条理とするならば」

「対等」を不条理とするならば

他人を許せない。
他人を妬み、嫉妬するのは「対等」と言う観念を許せないからだろう。
人間(≠人)は「対等」ではなく平等であるべきなのだから、と、こうしてコミュニティのステージでは「対等」は往々にして「平等」に置き換わる。村社会は「平等」なのだ。それは不条理に延々と引き継がれる「掟」の尊守として引き継がれていく。
「対等」という観念をそもそも不条理とするのならば、であ

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