美味しすぎる南インドのお家ごはん 〜朝ごはん イドゥリ〜 【旅行記】
おはようございます。
数年前に南インドに行ったとき、インド人のお家に数日間お世話になりました。
その時にご馳走になった、インドご飯を紹介したいと思います。
今日は、朝ごはん編です。
序章はこちら
目覚めの一杯
インド カルナーカタ州のお家にて。
朝、眠い目をこすってぼんやりしていたら、お母さんがチャイをいれてくれました。
温かくて甘くてふわふわで、美味しいチャイ。
身体にしみわたるー!
どんな茶葉を使ってるんだろう?と思って聞いてみたら、こちら。
生姜やカルダモンなどのスパイスが入った茶葉だった。なるほど、便利!
同じものを、自分のお土産に買いました。
お母さんのチャイには敵わないけれど、自分でいれても美味しい。
朝ごはんの定番 イドゥリ
チャイを飲みながらテレビを見たり、子どもと遊んだりしていたら、朝ごはん。
お母さんが用意してくれたのは、小さくて丸い、蒸しパンのような、『イドゥリ』。
米と豆を水に浸してからペーストにし、それを約1晩発酵させて、専用の型に入れて蒸して作る。
ふんわり しっとり、少し もっちり。
右の器は私の大好きな『ココナッツチャツネ』。ココナッツと塩、スパイスをペースト状にしたソース。
ココナッツの甘みと爽やかな辛みがとっても美味しい。
左の器は、『サンバル』。
南インドで毎日のように食べられる豆と野菜のカレーで、和食でいうお味噌汁のような存在。
この日のチャツネは、『トマトチャツネ』。
チャツネは基本的に作り置きしないそうなので、作りたて。酸味が強いケチャップとは違い、トマトの甘みと酸味がほどよくあって、スパイス感もあって…トマトチャツネも大好きです。
イドゥリの食べ方
イドゥリをチャツネとサンバルにつけるのではなく、イドゥリにバーっとかけちゃって、手で食べます。
これはテイクアウトのイドゥリに、サンバルとココナッツチャツネ、トマトチャツネをかけたもの。
イドゥリ自体も美味しいけど、チャツネとサンバルを混ぜることで辛かったり甘かったり、サンバルの具(ナスや玉ねぎなど)と一緒に食べたり…。
どんどん一体化していって、最後は手で掴めなくなるけど、さらうように食べちゃうくらい美味しい。
お母さんの絶品イドゥリなら、5個はいける。
イドゥリは発酵食品
イーストやベーキングパウダー、重曹などは一切使わず、米と豆に付着している菌の力だけで膨らむイドゥリ。
美味しいだけじゃなく、身体にも良い。
これは、南インドのレストランで食べたイドゥリ。食べかけでスミマセン。
日本でも、南インド料理屋さんなら食べられるはず。
南インドの美味しい朝ごはん。機会があれば、ぜひ。
次回に、続きます。