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「運がついた」新年2日目。ダメージもポジティブシンキングで乗り越える。
今朝のこと。
9時前に起きて階下に行くと、父は仕事に行っていて既におらず、母はダイニングのテレビで、出演者の半分がすでに天国の住人になっていそうな古い時代劇を見ていた。
つまり、通常営業。
すごい。
まだ2日なのに、完全なる通常営業。
我が家の正月気分は、一体どこへ行ってしまったのだ。
「じゃあ…」って感じで、私もおせち料理じゃなくて、パンをいただくことにした。
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食パン焼いて、ツナマヨ乗せて。バナナヨーグルトと豆乳ラテをいただく。
うん。通常営業。
唯一、私がつけたテレビから流れてくる「箱根駅伝」が正月らしさを伝えてくれる。
ありがとう、箱根駅伝。
今年もヴィンセントが頑張ってましたね。あっぱれ。
食事を終え、片付けようと立ち上がると、リビングの猫トイレの砂が随分くたびれているようだったので、砂を全とっかえ。
その作業中、母から「洗濯したから、手伝って」と言われ、2階のベランダに洗濯物を運んで干す。
リビングに戻ろうとしたら、廊下の埃が気になったので、掃除機をかけることにする。
なんていうか、正月らしからぬ通常営業。
忙しいけど、まあそんなもんよね…。と思う私。
がしかし、ここから怒涛の数時間がはじまった。
階段で掃除機をかけているとゴミを発見。
「なんだろ、これ。掃除機で吸えなさそう」と手で拾うと、なんと猫のうん○。
「な、なぜこんな場所に…」と思いながらも、辺り一帯拭き掃除。
家中の掃除機をかけ終え、やれやれと部屋に戻ると、ふさおトイレにもうん○。
最近は夕方することが多いのに、今日は早かったのね…と思いながら、掃除をしようと近づくと、床にうん○が落ちているのに気付く。
「なんで今日は、あちこちにうん○が落ちてるのかしら。でも今度は触る前に気付けてよかったわ…」と思ったのも束の間、3秒後に最悪の事態が発生していることに気付く。
なんと。
私、踏んでる。
しかもカーペットの上で。
「なんてこった…」
ぼやきながら、カーペットと靴下を洗う羽目に。
全部洗って干して、台所にいる母に「今日はすごい日だわ…」と伝えると「それは大変だったわねえ。まあ休憩でもしたら」と母。
「そうね、コーヒーでも飲もうかな」とマグカップを出す。
こんな時は、美味しいコーヒーでリフレッシュよ!と、スタバのドリップコーヒーを入れることにした。
熱々のコーヒーに、あたためたミルクを入れて、カフェラテの完成。
さあ、飲もう。
そう思い、ダイニングの椅子に座った瞬間のことだった。
がしゃーん!という音とともに母の「わーー!」という声が聞こえてきた。
何事かと振り向くと、母が米を床にぶちまけていた。
「洗おうと思ったら、袖がひっかかっちゃって、ごめーん」
仕方ない。
コーヒーをテーブルに戻し、米を拾うことにした。
一合はこぼれているだろうか。
広範囲に散らばった米をこつこつと拾う。
10分ほどかかっただろうか。
全て拾い、ゴミやホコリと選別して終了。
やれやれとテーブルに戻ったら、コーヒーはすっかり冷めてた。
レンジであたため直して飲むとするか…。
新年2日目。
なかなかである。
でも、うん○を触ったし踏んだってことは、「運がついた」ってことだよね。
やったじゃん。めっちゃラッキーじゃん。
うん。そうに違いない。そうしておこう。
でも、もう今日は何も踏みたくないし、何もこぼしたくないし、何も拭きたくない。
どうか、平穏に夜を迎えられますように。
アーメン。
追伸:我が家はいつも、うん○が落ちているわけではありません。滅多にないから安心してください。(何を)
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