1日30分、スマホデトックスをはじめることにした。
いつから「スマートフォン」というものが私の生活に入り込んだのか、詳しい時期は覚えていない。
パソコンを立ち上げなくても、スマートフォン(以下 スマホ)があれば大概のことはできるようになった。とても便利でありがたい存在である。
でも、気づけばずっとスマホを見るような生活になっていた。
本を読んでいても、気づいたらスマホ見てるし、
テレビ見てても、同時にスマホ見てるし
家で仕事してても、つい…。
視野にスマホが入るとそっと手に取ってしまうし、いろいろ通知が来るからついつい見てしまう。
そして最近は、お風呂場にまで持ちこむようになってしまい、無駄に長湯になってしまっている。お湯がどんどん冷めるから、何度も追い焚きしてる。
そこまでして何を見ているのかっていったら、別に有意義なことをしているわけではなく、なんとなくインスタ見たりTwitter見たりFacebook見たりLINEしたりamazonやZOZOTOWNで欲しいものないかなって見たり…。
特にこれと言って何をしているわけでもない。
なのに、あっという間に時間がすぎる恐ろしさ。
30分、1時間なんてザラ。
あれ何?どこ行ってるの私の時間!
* * *
少し前に「本が読みたい!」となぜか情熱が湧いて来て、5〜6冊購入した。
電子書籍も合わせたら10冊ほど。
でも全然読めてなくて「時間ないなあ」って思ってたけど、
『スマホを見る時間減らしたら、本読めるんじゃないの?』
ということに気づいたのである。
とはいえ「スマホ見ないようにしよう!」なんて思って、簡単にできる気がしないな。ってことで、時間を決めてスマホから物理的に距離を置く「スマホデトックス」をすることにした。
まずは30分。
音を消して、隣の部屋の引き出しに入れて私の視野から消す。
というのも、「近くに置いておくけど触らない」というのでは、あまり意味がないらしい。
先日電子書籍で読んだ「最高の体調」という本の中で、こう書かれている。
「 2017年にテキサス大学が行った実験です。
研究チームは 520人の学生に単純な作業を命じると同時に、目の前に電源を切ったスマホを置いたグループと、スマホを視界から遠ざけたグループの2つにわけ、どちらのほうが集中力が持続するかを確かめました。
結果は、スマホを近くに置いたグループの惨敗でした。
完全にスマホの電源は切った状態だったにも関わらず、もうひとつのグループにくらべて、学生の集中力は半分に減ってしまったのです。
研究チームは言います。「デジタルデバイスが近くにあるだけで、認知機能は大きく低下する。デバイスの存在を近くに感じた時点で、目の前の作業に使える認知のリソースは減ってしまうのだ」 」
—『最高の体調 ACTIVE HEALTH』鈴木祐著
すごいよね。
電源が切られた状態でも、近くにあるだけで集中力を奪うスマホって。何者よ。
ということで、今夜から始めてみようと思う。
21時半から30分間の「スマホデトックス」。
ついでにPCもテレビもデジタル系のものは全てやめて、本を読むかアウトプットで書き出しするか猫と遊ぼうと思う。
よかったら一緒にいかがですか?
スマホデトックスで30分の自由時間を作りませんか?
* * *
追伸:途中でご紹介した「最高の体調」は、アマゾンプライムなら無料で読めるありがたい本です。
漫画版も同じく無料。
デジタルが及ぼす弊害とか、自然と触れ合う大切さとか、わかりやすかったのでおすすめです(漫画の方しか読破してないけど)