登山と人生はどこか似ている。
今日は山に登ってきた。
今年2回目の登山。
今回は、お喋りしながら登れるくらいの軽登山。
それでも、陽射しを浴びながら新緑の中を歩くのは、気分転換にとても良い時間になった。
普段、父と登ることが多いのだけど、今日は登山デビューをする友達と一緒。
そんなに山に詳しい訳じゃないのに「こうやって登るとラクだよ」なんて、先輩風をビュンビュン吹かせてきた。
そして、いつもは父に任せっきりの山頂コーヒーも今回は私が。
「ガスコンロあるから」とドヤ顔で言い、ドヤ顔でコーヒーを淹れた。
ドヤ顔はさておき、山頂でいただくコーヒーは、やはり美味しかった。
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さて、本題。
登山と人生って似てるところが多いなぁと、山に登るたびに思う。
たとえば今回、転ばないように足元だけを見ていたら、ふと道を見失う瞬間があった。
ルートからほんの1mほどずれただけだったから良かったけど、気付かずそのまま行ったら、下手したら「遭難」とかになる。
人生も目の前のことばかりに必死になりすぎると、先のことが見えなくなったり道を見失ったりする。
目の前のことに一生懸命になることは大切だけど、時には目線を上げて先を見なきゃ行けない。
自分はどこに向かっているのか。
何のために、目の前のことに一生懸命打ち込んでいるのか。
打ち込んだ先にどうなりたいのか。
そのどちらもが必要だと思う。
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てなことを考えながら、足を一歩一歩前に出す。
どんな山だって、一歩一歩踏み出していれば頂上に着ける。
諦めさえしなければ。
いやはや、登山と人生はやっぱり似ているなあ。
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