柊の花みつけたよ
11月の句会の兼題を「柊の花」に決めたこともあって、柊の花が咲いている木を探しに行きました。
鎌倉の英勝寺に柊の大木があります。通用門を入ってすぐにその木はあります。柊の花は葉隠れに小さく咲くので遠目には目立ちませんが、花はしっかり付いていました。
柊の葉は、年月を重ねるとトゲトゲがなくなって丸くなるそうです。
写真の葉は、すでに丸くなっていますが、同じ木でも枝によってはまだトゲトゲの葉になっているものもありました。
次は玉散らしに剪定された柊の木。
お屋敷の門の門被りに仕立てられています。
花もしっかり付いています。
もう一か所もお屋敷の門の脇の大木です。
門の前の道を歩いていても、甘い香りがしてきてそれとわかります。
匂いの説明はうまくできませんが、金木犀の香りと沈丁花の香りの真ん中くらいの感じがしました。
柊(ヒイラギ)によく似たものに、ヒイラギモクセイがあります。
開花は柊(ヒイラギ)より早く、垣根などによく使われています。
クリスマスの飾りに使われる赤い実をつけるものも別種で、セイヨウヒイラギと呼ばれます。
柊の花の香ばかり通す門 耕
☆私が出かけたのと同じ頃、sakiko suzuki さんも柊への思いを記事にされています。
(岡田 耕)