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王道ヒーローが活躍する人類滅亡SF。映画「2012」批評

549文字


ゾンビ映画を探していて、なんとなく面白そうだったのでNetflixで視聴。


典型的なハリウッド映画かな?という感はあるが、設定や話の展開が個人的にツボだった。


マヤ文明にて予言されていた2012年の終末論に重ねて、地殻の活動が活発になる事による異常気象で世界が滅びるという設定。


映画を見慣れた人にとっては、あるあるのパターンなのかも知れないが、本当に楽しめた。


特に、主人公は400部しか売れていない小説の作家なのだが、国際的な宇宙船プロジェクトの主要研究員が父の遺品として大切に持っている本が、まさに彼の本であった。


離婚もしていて、まだ執筆を続ける姿。富豪との繋がりもあり、召使い的な仕事もリアリティがある


私のような人間は、真面目に社会人をやっているわけではないので、かなり共感できた。


もちろん仕事は一生懸命やっているのだが、夢を追ったり、来たるべき将来に備えて様々な行動をしているのだ。


そんな準備の総決算としての、地球大異常


全てのピースが偶然の力も含めて繋がり、


何者でもないヒーローが、


世界を救う物語


は、個人的にかなりオススメできる。


韓国のゾンビ映画「新感染」に通じるものもある、




しがないサラリーマンが青年期を思い出す感じのプロットが、


たまらない。


疲れたサラリーマンは、

是非見てほしい。





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