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煙管はじめました。壱服目
59歳。喫煙歴なし。煙管はじめました。
煙管をはじめたきっかけ
きっかけは、煙管愛好歴17年の秋月堂様のトーク・イヴェントです。
秋月堂様は、水野ゼミの本屋の一箱書店主。
私は歌舞伎が好きで、その重要な小道具である煙管には以前から興味がありました。しかし役者が舞台上で煙管を吹かしているのは数多く観てきましたが、舞台の外で煙管を喫っている方を見たことがありませんでした。秋月堂様は、日常の喫煙具として煙管を使っているとのこと。
何故、煙管を始めたのか?
どこで入手するのか?
紙巻たばことどこが違うのか?
どこで喫うのか?
など色々と疑問が湧き、ぜひ秋月堂様の煙管生活をお話いただきたい、とお願いし、開催したイヴェントです。
イヴェントの内容は書籍化しました。
大阪・西天満の水野ゼミの本屋、1/19(日)文学フリマ京都9で販売します。
秋月堂『煙管 ~ 見方、買い方、吹かし方』(2024年、大阪工業大学知的財産学部水野研究室)
300円(税込)
https://c.bunfree.net/p/kyoto09/43492
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煙管を始めてみようと思ったわけ
煙管に興味はありましたが、これまで喫煙歴ゼロですから、簡単に始めようとは思いません。
それでも煙管を始めようと思ったのは、このトーク・イヴェントで次のような印象を受けたからです。
・煙管は肺喫煙ではなく、口腔喫煙が主流。
・秋月堂様はニコチン依存ではない。
秋月堂様の主観ですから、煙管とニコチン依存の科学的な因果関係は不明。
・刻み煙草(小粋)は、紙巻たばこと香りが違う。
これは当日の煙管実演で体験。但し、副流煙と吸い口からの煙は違うかもしれません。
・煙管も刻み煙草も入手はさほど難しくない。
・手入れは必要だが、私が予想していたほど面倒ではなさそう。
喫煙者の肩身がどんどん狭くなるこの社会で、喫煙依存になるのは困る、と思っていたのですが、どうもそうでもなさそう。
また生来の無精ですので、手入れが面倒なのも困る、と思っていましたが、こちらもそうでもなさそう。
以上のような経緯で、2025年元日から、煙管はじめました。
煙管もこの連載もどこまで続くかは分かりませんが、鷹揚にご笑覧のほどお願い申し上げます。(水)
2025年1月5日