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[みらいけんアドベント参加12/3]2022年、心の筋トレ。

なんと。noteを開いたのは2年ぶりのようです。
2年放置したnoteをなぜいま書き始めたのかというと「みらいけんアドベントカレンダー2022」にお誘いいただいたからであります。

頭脳集団「みらいけん」の一年を締めくくるアドベントカレンダーに、勘と運だけで生きてきたような私が参加してよいのか迷いましたが、せっかくお誘いいただいたので僭越ながらお題の「2022年の変化や成長」「2023年に向けて挑戦してみたいこと」について書かせていただきたいと思います。

自己紹介

食品関係の商社で、営業やら、開発やら、パッケージのデザインやら、、、一言でいうなら「何でも屋」をしています。食いしん坊が高じて趣味でも仕事でもパンを焼いており、みらいけんさんでトーストのワークショップを開催したことがきっかけで時々イベントやセミナーに参加させていただいています。

好丘/ベーグルがおいしいです

2022年の変化や成長

台湾中文を学ぶ

みらいけん主宰の後藤さんからお声がけいただいてから、しばらく「今年一年の変化や成長」について考えているのですが、特筆すべき「今年の変化」がなく、「ここ最近の変化や成長」について書くことにします。

とあるきっかけがあり、2019年の年末から台湾中文の勉強をはじめました。(ご存じだと思うのですが…)中国語には、
・簡体字:従来の漢字(繫体字)を簡略化した文字
・繫体字:従来のままの漢字(日本の旧字体に近い)
という2種類が存在します。

台湾の標準語は「北京語」ですが、使っている漢字は「繁体字」です。
普段の生活でも極端に「書くこと」が少ない昨今ですが、単語を覚えるためにひたすら画数の多い漢字を書いていると、漢字の美しさに魅了される瞬間がしばしば訪れるのです。

日本語と中国語

子供のころ、国語辞典が好きで、よくあてずっぽうに開いたページを読んで「言葉を探すゲーム」をしていました。(要するに、暇な子供時代を過ごしていたわけです)その時に「瞬き」「眩暈」という言葉や字面にひどく感動して憧れた気持ちを、最近ふと思い出しました。

台北に「香色」というレストランがあるのですが、日本語で読むと「コウシキ」とか「コウショク」になるのでしょうか、、、日本語の発音には全然惹かれませんが(笑)、中国語の発音は「シャンスォ」。
「香色」という漢字も美しいですが、発音がまた素晴らしく美しくて、きっとネイティブの方の発音を聴いたらうっとりすること間違いなしです。

中国語と比べると日本語は「送り仮名」があり、一見無駄が多いように感じるのですが、この「送り仮名」のひらがなと発音こそ、日本語独特のやわらかさを生み出しているように感じます。
しかし、日本語って活用が多くて学びづらそうですよね。私、ネイティブじゃなければ絶対話せないと思います。笑

学ぶ=心の筋トレ

なぜ私は学びたいのだろう、と考えると、その理由はふたつあると思っています。

ひとつめは、「ほんとうに大切なこと」に気づくため。

それが、例えばスポーツだったり、音楽だったり、文学だったり、絵画だったり、人それぞれ自分の好きなことを学ぶと思うのですが、何を学んでもそこから掴み取る「ほんとうに大切なこと」というのはきっと同じなのだろうと思っています。通る道が違うだけで、行き先は同じなのではないか、と。

そして、ふたつめは自分の人生を豊かにするため。

私個人の感覚で言うなら、「学ぶ」ことでいろいろなアンテナが立つんですよね。アンテナが立って、感性のスイッチが入る。
アンテナを張っていると、面白い情報が入ってきたり、そのことによって新しい発見があったり。いままで色褪せていた物事が急に鮮やかに輝きだす、そんなミラクルも経験できる。

私は、中国語を学ぶことで、漢字の美しさや、中国語の発音の美しさに感動したり、逆に日本語について考えることで「カタカナという発明の利害」について興味がわいたり、台湾人の知り合いができたり。自分の心を動かす機会が増えていて、その心の筋トレとも言うべき「心を動かす」積み重ねが「私という人生の豊かさ」に繋がるように思えてなりません。

だから私は、学びたいし、学び続けたいのだろうな、と思うのです。

ここ最近の、変化と成長。

ここまで読んでくださった皆さまは、きっと石井はさぞかし中国語をしゃべれるのだろうと思われるかもしれないのですが、ゆるくゆるく学んでいるため(オイッ!)全然成長しておりません。(2023年はガンバリマス…)

それでも、村上春樹が「文章という不完全な容器」と表現したように言葉の限界を感じていて「伝えきれない何か」に悶々としていた若い頃の自分に戻ったみたいに、「言葉」のことを考えています。
それが、「ここ最近の変化」です。

香色

2023年に向けて挑戦してみたいこと

世界が新型コロナに慣れてきて、海外への渡航もできるようになってきました。

入国制限がひときわ厳しかった台湾も、10月13日からほぼ制限なく渡航できるようになりました。実は10月末に短い期間ではありましたが、台北に行ってきました。2年10か月ぶりの台湾。諸々思うことはありましたが、長くなるので割愛します。笑

きっと2023年は、台湾に行く機会が増える(増やす。笑)と思います。
ゆるい学びにもう少し加速度をつけて、台湾で「実習」することが目標です!ただ食べて帰ってくる、を卒業します。笑(ウソ)

おわりに。

素敵な企画と私に声をかけるという冒険をしてくださった、みらいけん主宰の後藤さんに心よりの感謝を。私にとっても、一年を締めくくるよい機会になりました。ありがとうございました!

ここまで読んでくださった忍耐力のある皆さまにも感謝申し上げます。いつかみらいけんでお目にかかれますことを楽しみにしております。

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