斜陽の森 【奥入瀬 24/10/25】
昨日のおさんぽの帰り道のこと。
奥入瀬渓流は大きく蛇行しているので
場所によって光の入り方が大きく異なり、
ホテルから近い下流域の森は
午後の西陽になると輝き始めるのです。
あまりの美しさに、車を近くの路肩に停めて
しばらくの間見入ってしまいました。
下流域の森にはさほど高くはならない
モミジ類がバランス良く混生しています。
そんな森を一段高い車道の上から見ると、
ちょうど目線の高さ付近に、モミジやカエデの
豊かな彩りを楽しむことができるんです。
色のボリュームはこの日が一番だったかも。
青もみじが黄色や紅色に染まる頃には
すでに紅い葉っぱ達は散ってしまいます。
寒暖差が乏しくて色付きがイマイチ…
という声もちらほら聞こえてきますが、
全然そんなことないと思います!!
と、声を大にして言いたいですね笑
こんな模様の着物の帯があってもいいかも
なんて思っちゃいました。
この日この時しかない一瞬の煌めき。
陽の入り方や葉っぱの色とボリュームなど
森の全ては日を追う毎に変化していきます。
これは秋に限った話ではないけれど、
特に秋はその変化を強く感じさせてくれます。
紅葉の大繁忙期真っ只中ではありますが、
一瞬一瞬の出逢いを大事にしたいものです。