カツラの雫 【奥入瀬 24/6/4】
ヤマセの森で出逢ったカツラの葉が
美し過ぎたので、おかわりしてきました(^^)
水滴が球形になっていることから、
その撥水性の高さがわかります。
肉眼では見えない微細な構造が
葉の表面に隠されているのでしょうか。
葉柄も水を弾くのかな?
水平に伸びた葉っぱだったので、
ぶら下がりやすいのもあったかな。
それにしても綺麗だ!
葉っぱが小さくとも撥水性は変わらない。
幹の部分をよく見ると節のような跡が
残っているので、おおよその樹齢がわかります。
なんと、少なくとも4年は生きている!
4年経ってこんだけ!?
と言いたくなる程に小さい。
どんなに小さいのか分かりやすいように、
撮影の裏側を少しだけお見せします。
ぱっと見、苔と区別がつかないくらいに小さい。
苔の中から生えるカツラの稚樹はよく見ますが、
適応できているとは言い難いような印象です。
成長に適した環境に変化するその時を、
辛抱強く待っているのかもしれません。
肉眼では見えてこない世界を楽しめるのは
カメラの醍醐味のひとつ。
このカツラベビーは昨日の記事で紹介した、
森に還ろうとしている倒木で出逢いました。
実に魅力的な倒木で、カツラベビー以外にも
紹介したいものがいくつかあったので、
明日明後日の記事も多分この倒木から
お届けすることになるでしょう(^^)
一本の倒木でこんなことになっちゃうので、
奥入瀬の森の全てを紹介するには
あと何年あればいいのやら…。