キノコの苑 【奥入瀬 24/9/12】
あまりにも、あまりにも見事すぎて
ササクレヒトヨタケ再登場。
笹藪に隠れている部分も含めれば
100本を超えているであろう大群生。
全てが一斉に現れたわけではないので
幼菌、成菌、老菌の各段階が混生しています。
健全な森は程よく世代交代が繰り返されるので
若木や老木が入り混じりますが、
このササクレヒトヨタケの大群生を見て
そんな森の姿が思い浮かんだのでした。
ササクレヒトヨタケはたった数日
樹木たちは数十年から数千年。
スケールの違いはあれど、同じ命の営みです。
奥へと道が続いてるように見えません?
小動物や虫の視点になってお邪魔できたなら
さぞ面白い世界が広がっていることでしょう。
なんてメルヘンな世界なのかしらー!
なんて楽しんでいるうちに…
メルヘンから一転してホラーの世界へ。
溶け出すキノコの溶液に触れれば
こちらの身体も溶かされてしまうような…
そんな世界が想像できちゃいます。
数日後には跡形もなく消え去るキノコの苑。
一期一会の出逢いに感謝です(^^)