キノコまみれ2 【奥入瀬 24/10/9】
「すぐそこにイイの出てますよ!」
と、ホテルの仲間から一報があり、
どれどれ…と見に行ってみると
ブナの立ち枯れ木に複数種類の
キノコが発生しているではありませんか。
おしくらまんじゅうをしているかのような
シイタケ的なキノコが特にイイ!
下から見るともうシイタケそのもの。
まだヒダが見えていないので未成熟な状態。
これはおそらくヌメリスギタケ。
シイタケではなかったけど
食べられるキノコで、かなり美味いらしい。
ホテルの目と鼻の先に出てるのに
気付いてやれないとは…
この前のツキヨタケの時もそうでしたが、
ついつい下ばっかり見て歩いてるので
高い位置にいるキノコを見落としがち。
ちゃんと見上げるとヌメリスギタケ以外に
茶色いのと白いのが発生しています。
茶色いのは正直分かりませんが、
ウロコタケの仲間とかかな?
白く透けているのはヌメリツバタケモドキ。
しわくちゃのヒダが特徴的。
みんなで寄ってたかってこのブナを
分解してしまおう!みたいな感じかな笑
このヌメリスギタケの傘の風貌
なんだかちょっと既視感ありませんか?
↑この記事で紹介したモヤッとキノコ
スギタケモドキに似ているんです。
名前も似てますよね。
ヌメリスギタケは食べれるけど
スギタケモドキは食べれない。
でも、ヌメリスギタケモドキだと食べれる。
スギタケの仲間には似た名前がある上に
有毒無毒入り混じっていてややこしや。
ややこしいけれども、毒の有無については
食べなければあんまり気にすることもないから
私は採るじゃなくて撮るでいいやと思うのです。