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奇跡のチュン

暗闇で撮るもんじゃないとか言っときながら
また撮影してきちゃいました。

よく遊びに来てくれる友人と一緒に
ヤコウタケ観察会。

いつも暗闇で孤独に撮影しているので、
友人とわいわいしながらは楽しいです(^^)

めっちゃ光るー!!

運良く大きくなったばかりの
新鮮な個体に出逢えました。

周囲の古い個体との明暗差は一目瞭然。

ヤコウタケが光る仕組みは解明されていて、
酵素反応で発光しているとのこと。
若いうちは酵素の生成?が盛んに行われている
ということなんだろうか。

でも、これまでの経験では多少古くても
しっかり発光している個体もいたので、
若い方が強く光るとは一概には言えなさそう。


小難しい話はさておき、
強く発光するヤコウタケ見てたら
チュン乗せたくなっちゃったんです笑

そんなわけでちょっと失礼。

はっきりくっきり!

こりゃすごい。

前回の経験も活きてサクッと一枚。
ヤコウタケとチュンのコラボは
もうお手のものです笑

この写真は約25秒間シャッターを開けて
撮影していて、その25秒の間は
懐中電灯などの灯りを点けることができません。

点けてしまうと、その強い光が写り込むので
写真が台無しになってしまうのです。

何枚か設定を変えて撮影していた時のこと。
後ろで待ってくれていた友人が誤って
ほんの一瞬だけ灯りをつけてしまいました。

この灯りは僅かに写り込んでしまったんですが…

絶妙…!!!

直接光が当たったのではなく
間接照明のように光が当たったので、
ヤコウタケの発光を損なわずに
チュンの姿を浮かび上がらせるという奇跡…!

これは狙って撮れないと思う。
衝撃的な出来事でした笑


たまたま生まれた奇跡でしたが
同じようなことを狙ってできたなら、
ヤコウタケの発光と発生環境を
一緒に写すことができるかも。

面白い写真表現ができるかもしれない。
そんな気付きをチュンと友人がくれたのでした。



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