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馬門岩 定点観測【奥入瀬 23/12/8】

これから週1回程度、馬門岩という場所の定点観測をしていこうと思います。

今日の写真からは想像がつかないかもしれませんが、この場所に氷瀑が現れるんです。

滝が凍結したものを氷瀑と呼びます。
馬門岩は滝ではありませんが、わずかな湧水が岩の表面を流れています。
その流量と岩壁の凹凸が絶妙で、奥入瀬渓流には14本の滝が流れていますが、どれよりも立派に凍結するんです。
その仕上がりは氷瀑そのもの。

12/2の馬門岩

壁のあちこちに小さなつららが生えてきて、隣同士くっついて太くなって…を繰り返して成長していきます。
凍結のピークは1月下旬〜2月中旬頃。

2日にできていた氷瀑の卵は一瞬でいなくなっちゃいましたが、これから寒気が安定してくるとまたあっという間に産まれてきます。

奥入瀬渓流ホテルでは、奥入瀬渓流バスツアーや、氷瀑ライトアップツアーで馬門岩の氷瀑をご案内しています。
冬にご宿泊頂く機会があれば是非、参加してみてください。

この馬門岩、どんな場所にあるかというと、実は道路沿いにあるんです。
車道沿いの超好アクセスで天然の氷瀑を見ることができる場所はそうそうないと思います。
バスツアーで簡単にご案内することができるのもこの立地のおかげ。


今年はどんな風に成長していくのか楽しみです。



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