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自分は普通と違うかも?と感じたのがきっかけでした。


私の経路

高校時代か浪人時代に認知症外来・精神科にてCTかMRI検査を受ける。

↪︎(勉強しても頭に記憶できなくなり、普通じゃないかも?と思ったため)脳に異常はないものの、医者から発達障害かもしれないと言われる。   

その後、地元の診療内科にて、2時間くらいのIQ知能検査を受ける。

↪︎結果、トータルのIQは平均並だが、得意不得意の項目に差があるので、それゆえ社会で生きづらいのではないかと言われる。

社会人になり、診療内科・精神科で良さそうなところをネットで探し、何個か行ってみる。病院によっては、適応障害だと言われたり、抑うつと診断されたり、不安障害だの依存症だの言われたりして、薬を出される。   

確かにいろんな会社で働いても、どこでも適応できなかった。当時はそのように感じていたし、"普通"の人ができることができない?ようにも感じていた。

しかしその後、どこにいっても適応が出来なかったのは、いわゆる精神疾患や障害には該当せず、原因がわかるまでに何年もかかった。

↪︎大塚のとある病院では、本当に相性が悪かった。「幻聴・幻覚もなくご飯も食べれてるなら問題ない。あなたの気にしすぎ」と鼻で笑われた。品川の病院では、「皆さん自分が鬱だと思ってるけど、鉄欠乏症やビタミンが足りて無い人が多く、それが原因である人が多い」と言われ、たしかにヘモグロビンの数値はいつも低いなぁと思っていた。が、そこで購入させられるサプリメントは高額なものが多く、かつそこでカウンセリングをするとなると、信じられない金額を提示されたのでとても払えず諦めた。最終的に新宿のとある病院が、自分の症状を得意分野とするのではないかと思い、良さそうなところを見つけた。しかし通院しても薬が効いたり効かなかったりで変化はなし。そこで、不安障害や抑うつなどの二次障害の原因でもある、アダルトチルドレンや依存症などを得意とするカウセリングが良いのではないかと言われ紹介される。(病院と連携していて、カウンセリング専門にやっているところ)

カウンセリングに2年近く通う。

↪︎実際に通い始めて、自分は病院よりもこういうタイプの方が合っている気がした。ちなみに都内の大きなカウンセリングルームに行ったり、他のカウンセリングにも行ったことはある。が、どこも同じで、話をきいて当たり障りのない文字通りカウセリングをしているだけで、これじゃ自分には意味ないなと感じた。そんなこと私でも分かってるし、知ってるよ。と何度も思った。なんでもいいから、"どうすれば治るのか、私はどうすれば良いのか誰か教えてくれ"状態。けれど、ここの担当してくれたカウンセラーさんは、これまでの人とは違った。自分の為になる気がした。変われる気がした。気付きもあった。        しかし何も日常生活に変化はなかった。相変わらず苦しかった。2年後のある日、担当の方の勤務スタイルが変わり、担当クライエントを別のカウンセラーに引き継ごうとされていた時に「言葉が主体のカウンセリングより、身体が主体セラピーの方が合っている気がする」と組織内の別の担当者ではなく、まったく違うところで、神経系セラピーをやっている方を紹介される。

セラピーに通い出して数年が経過。

少しずつ絶望感や苦悩が減っていき、薬やカウンセリングだけではここまで生きやすく感じることは難しかったように思う。

いろんなテストをして、いろんな医師に診てもらったが、発達障害や学習障害でもなければ統合失調症にも当てはまらない。ただただ精神的な症状が悪化していき、その背景にあるのが、俗に言うアダルトチルドレンだというところまでは、カウンセリングの段階で気付けた。

もともと繊細であろうと、人よりエネルギーが強かろうと、それをプラスに導くこともマイナスに導くことも、人が生成される過程のほぼ全ては家庭環境なのである。その空間から子どもが1人で逃げることはできないのである。ましてや、その空間を疑うことすら出来ず、抗えず、ただひたすら凌いで日々を送り成長していくのだ。もちろんマイナスに出来事だけではないのだが。

まだ子どもはトラウマの蓄積が少ないので、多少のことでもやっていける。コップの水はまだ溢れていない。

大人になったり、数年後に、学校や職場と言った外部の何かしらのトリガーをきっかけに、コップの水は溢れて倒れてしまうのだ。

毎日の家庭環境の中から植え付けられ、無意識にも学んで吸収してしまった、家庭内のトラウマの蓄積が溢れに溢れていた事が、私の感情や思考に関係していたことを知る。そこに直接アプローチできる、ソーマティック・エクスペリエンスを受け始めて1年半、トラウマが徐々に取れ始めた。生まれて始めて、自分の人生を生きている感覚がした。生きにくさを感じる瞬間が劇的に減り、少しずついろんな環境に適応ができるようになった。子供の頃に何も深く考えずに、周囲に溶け込んでいたように。少しずつ回復していった。

⤵︎自己紹介⤵︎ 



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