84.あなたが知らない葬儀と仏教の深い関係~全集中★エンディングノート講座~
いやぁ😅まったく想定外に、めちゃくちゃ炎上しちゃいまして💦いつの間にかtwitter上で私は、「新興宗教の勧誘のために潜伏している葬儀プロデューサー」というキャラになっちゃいました😭。もちろん、私は新興宗教にも入ってませんし、葬儀社とも何の関係もありません。
先日noteにも上げたつぶやき↓↓
全く同じ内容をtwitterにも上げたのですが、これが、想定外の大炎上となってしまい😱終活プロデューサーの肩書や看板を下ろせ!の大コールが💦
🟩2つの反省
1.煽るような言葉
まず、
「仏教とは無関係」
というフレーズが、東京の老舗葬儀社さんで、有名なYoutuberの方の怒りを買い、「本来の仏教ではないって言うのは、昭和の左翼仏教史観です。」という引用リツイートを拝見したのですが、「左翼仏教史観」の意味が分からないなぁと考えているうちに、どんどん僧侶の方から反論が増えてきました。
その中で、下記のような非常に貴重なご意見をいただいた方もいらっしゃり、自分の勉強不足を痛感しました。
また、真言宗の僧侶さんからは、
という貴重なご意見をいただき、さらに、天台宗のお坊様からは、
というありがたい教えもいただきました。
未熟な私の投稿の間違いを責めるのではなく、このように教え諭していただけるとは。
とてもありがたくて、こんな方々に説法を賜りたいと思いました。これを読めばいいよ、とおすすめいただいた本や文献も入手しましたので、難しいですが、読んで仏教への理解を深めたいと思います。
「仏教とは無関係」というのは、私の間違いで、
仏教と葬儀は歴史的に密接な関係があります。
しかし、いつの間にか、お経も戒名も形骸化してしまっている。
つまり仏教離れ。一般市民は、葬式や法要の時にしか仏教と遭遇しない。
だから、
「数十分ほどのお経なのに、どうしてこんなにお布施を包まないといけないの」
「戒名ってどうしてこんなに高いの」
「葬儀の請求書を見て、びっくり。聞いてたのと違う」
という不平不満が出てきてしまう。
長く檀家としてお寺といい関係を築いている方なら、このような不満は出てこないのですが、葬儀という場で唐突に仏教と出会う方からすると、戒名や葬儀の必要性が理解できないため、ただ高額を払わされたという思いしか残らないのです。
実際今回書き込んでくださった方の中に、「私たちに任せてくれたらこれだけ安く葬式できます」と言われて198,000円の火葬式を選んだら、請求書には、
火葬料 59,000円
安置9日 99,000円
感染対策費220,000円
が追加されていて、総額576,000円と書かれていたと憤慨されていらっしゃいました。
通常、葬儀の見積、プランには、火葬代は含まれていないので、これは仕方ないとして、
(それにしても市民料金でも東京は高いなぁ。関西では、大体10,000円前後、地方によっては火葬代無料のところもある)
安置9日ってことは、火葬まで9日かかったってことだから、待ち時間がすごく長いってことも、その場にならないとわからない事ですよね。
安置のドライアイス代は大体1日10,000円前後なので、これも妥当な価格と思われます。
ってか、
感染対策費220,000円って、なに??
もしコロナでお亡くなりになったとしたら、納体袋に入れて死後感染しないように特別な対策をされているということなのか?でも感染症でお亡くなりになったご遺体は、24時間を待たずに火葬できるんだけど、それすらもできないほど火葬場が混み混みということなのか?
ちなみに、厚生労働省が、感染症葬儀のガイドライン出してまして、
適切な感染処置をしていたら、通常のご遺体と同様に取り扱うことができるって書いてあるんだけど、このガイドラインが出たのは、令和5年1月だから、その前だったのか?
いずれにしても、
見積以外にこんな感じで追加料金が発生するってことを事前に葬儀社から説明されていたのかどうか?
が、ご遺族さんの不平不満のポイントになると思います。
2.大半の葬儀関係者、僧侶は、ご遺族のことを真摯に考えている
私の投稿内容だと、全ての葬儀関係者が、仏教を盾にとり悪徳商法を繰り広げているような勘違いを招いてしまいます。これでは真面目に仕事をされている方々の怒りを買うのは当然でした。浅はかな書き込みだったと反省しています。
大半の葬儀社、僧侶の方々は、ご遺族のことを第一に考えてお仕事をされています。しかし、ごく僅かながらひどい業者がいることも事実。これは、葬儀に限らず、いろんな職種で存在しますが、特に死に直面しないと関わることのない葬儀のような場では、時間もなく、経験もなく、情報も無いので、
「自分が思っていたのと違う」
と、後になってモヤモヤとした火種残ってしまう。その気持ちが、後々大きな不平不満となり、「葬儀社が騙している」「悪徳商法」「坊主丸儲け」といった声になってしまうんだと思います。
このような不平不満は、事前に葬儀の見積もりを取ることで、ある程度解消できます。
初めての葬儀は、わからない事だらけなので、
葬儀社に遠慮なく聞けばいい
のです。
もし、こちらの質問にきちんと答えず疎ましそうにされるのであれば、そこはやめた方がいいです。
(以前、葬儀とはそういうものなんです。と葬儀社さんに詳しく説明してもらえなかったというあっこさんの経験談がコチラ↓↓)
家から近い葬儀社を2~3社見積を取って、直接話を聞けば、相場も人柄もわかります。葬儀社さんの生の声としてこんな情報も拝見しました。やっぱり現場の声は、本当に勉強になりますね。
長々と書きましたが、今回の騒動の発端は、私の煽るような言葉遣いであり、まさに自因自果(因果応報、自分が蒔いた種だから自分が悪い)であり、真剣に取り組んでいらっしゃるプロの方々への敬意が全くなかったことが原因です。心よりお詫び申し上げます。
葬式でお経をあげる理由は、(宗派によって解釈が違うかもしれませんが)
亡くなった方を成仏させるためのものというより、
身近な人の死をきっかけに、自分の命にも限りがある、
という無常に気づかせるため
だと思います。
仏教では、諸行無常を説き(この世のすべてのものは変わりゆく)、今ある命もいつ終わるかわからないから、廃悪修繕(悪い事はせず、善い行いをしなさい)に励みなさいと教え続けているのがお経だからです。
ただ、皆さんもご存じの通り、一般市民の私たちには、ただお経を読み上げられても、何を言われているのかさっぱりわかりません。だから、読経の後、お坊さんは、説法を説かれるんですね。
ですので、火葬まで時間がないなど色々事情はあると思いますが、通夜で読経していただいたり、告別式で読経していただいたら、
大切な人を失ってこんなに辛いのに、なぜ生きなければならないのか?
といったお話を、僧侶さんに聞いていただければより仏教への理解が深まるのではないか、と思います。
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