14.【ひとりっ子の私と親の終活】これが現実。梯子酒 歳を取ったら 梯子医者
87歳母が4月5日に緊急入院。家事一切を取り仕切っていた母が急にいなくなり、完全に「箱入り親父」化した認知症の父の様子を見ながら、毎日バタついています。前回までのお話はこちら↓↓
私ひとりっ子です。
5月1日生まれなので、明日誕生日です。
55歳になります。
(高齢者まであと10年です)
今さら誰かに盛大に祝っていただくなんてことは、全く望んでいませんので、Facebookでもお誕生日登録を削除して、誰からもおめでとうメッセージが来ないように設定しました。
ま、そんなことはどうでもいいのですが、ここのところマジで時間が無くてバタバタしてるので、明日ぐらいは時間とって、奈良国立博物館でやってる「空海展」でも行こうかなーとか思ったのですが、
医者のはしご
で一日終わりそうです。もちろん、私ではなく、父と母のそれぞれの病院とお医者様です。ひとりで行かせると、
何のために行くのか?
今後どうしたらいいのか?
症状はどうなってる?
検査結果は?
ってことを聞いても理解できず、覚えられず、後から聞いても埒が明かないので、もう付き添うしかないのです。これを最近では、「キーパーソン」と呼ぶらしく、母の入院時も、父の内科でも、市役所で要介護認定の申請をするときも、この、
キーパーソン
という言葉を何度も聞きました。おそらく、ひと昔前なら、同居家族が付き添って病院などに行くのが当たり前だったのでしょう。今では、そんな家族構成の方が少数派なので、
高齢者の病状を誰に話をすればいいのか?
を明らかにしておくことで、後から電話で問い合わせするなどの二度手間を防ぐための手段だと思われます。医療業界では常識なのかもしれませんね。
ということで、ひとりっ子のこころの俳句。
はしご酒 歳を取ったら はしご医者
おあとがよろしいようで。
皆さま、素敵なゴールデンウィークをお過ごしくださいね。
今までのお話はこちらのマガジンで読めます。