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119.【続き】義父の連帯保証人だったのに夜逃げした義母の自由すぎるその後~全集中★エンディングノート講座

先週、このnoteで↓

ちなみに、夜逃げした義母のその後の話は、それはもう、火サスのような展開でした。リクエストが多ければ続編書きますので、お知らせください。

と書いたところ、Facebookとnoteで3名ほどリクエストがありましたので、その続編です。

前回のあらすじ:奥様から直接聞いた話。登場人物は、

義父:収益性のマンションを購入してほどなく多額の負債を残して急逝
夫:義父の連帯保証人
義母:義父の連帯保証人。義父が亡くなった後、夜逃げした。

というラインナップでお届けしましたが、この義母の傍若無人ぶりがすごい。聞いてる側の私が、怒りで震えを抑えられなかったほどです。

義父が多額の借金を残して亡くなった後、当然ながら、借金の取り立てがやってきました(実際はヤのつく自営業ではなく銀行から連絡が入ったそう)。前回もお話しましたが、ご自身が直接「連帯保証人」となっている場合、相続放棄しても、連帯保証人の権利と債務は残ってしまうため、できることは、何が何でも借金を返済するか、自己破産してしまうかの、大きく分けて二択。

しかし、この時、子どもたちは、まだ小中学生で、マイホームのローンも組んだばかり。自己破産は何とか避けたいという事で、弁護士に相談して、債務整理をして返済額を減らしてもらったそうです。やっぱりこういう時頼れるのは、

有能な専門家。


ひとりで悩んでいると最悪の事態を招いてしまうので、弁護士へ相談したのは、すごくすごく懸命な選択だったと思います。

で、問題は、夜逃げした義母。

一旦は行方をくらましましたが、所持金もなく、行く当てもないため、早々にご主人に泣きついてきたそうです。その時の奥様の怒りや絶望たるや、想像に難くないですよね。でも、この奥様が凄いのは、

泣きついてきた義母と、同居を決意


したところ。

できます?皆さんが、この奥様の立場だったら、同居できます?私はできないなぁ。私が逃げ出すか、義母に出す食事に毒を盛るかのどっちかですね。

そして、やっぱり神様は見ていたのか、この義母にがんが見つかります。

でもね。

このがんの治療費、誰が出す?の問題が浮上。幸い義母は、医療保険に入っていたので、医療費は何とかそれで賄えそうだと安心していたら、なんと、今度は義母が病院を無断で抜け出して

娘のところへ転がり込んだ。


ご主人にお姉さんがいたとは、知らんかった(そら知らんやろ)。
しかもそのお姉さんが住んでいたのは、

ニューヨーク。


マジですか?
韓流ドラマ?

しかも、この姉は相当仕事ができる、いわゆるバリキャリ(独身)で、ニューヨークで家を購入したらしい(最強の新キャラ登場)。

どんだけ儲けてるん?ってか、そんなにお金持ってるなら、義父の借金返したったらええやん、って思いません?よそのうちの事情だからよくわかりませんが、

義母は娘を溺愛していたらしい


ので、娘には迷惑をかけたくなかったのかもしれません。だったら、息子はええんか?って思いますけど、奥様の心情を考えて口には出しませんでした。

話を戻しますね。
この義母ががんで入院していた病院を無断で飛び出して、行った先が娘のところ。つまり、

ニューヨーク。


ってことは、え?治療はどうなるん?しかも、アメリカの医療費って、目ん玉飛び出るほどかかるんやで。どうするん?(ってうちの話しちゃうけど、ついつい感情移入)ちなみに、アメリカの医療事情については、以前のnoteをご参照ください。

そんなこんなで自由すぎる振る舞いに、最終的に日本の病院を追い出された(!)義母は、娘の住むニューヨークへ飛び立ち、ご主人の元へは帰ってこなかったそうです。まあ、奥様的にはこれでよかったのかもしれないけど、さすがに、

ええかげんに、せえよ


とツッコミを入れたのではないでしょうか?しかし、この義母のがんは、末期だったらしく、

最期は、日本に帰りたい。


と、またわがままが炸裂し(いや、気持ちはわかるけどさ。今までの成り行きを聞いてたら、わがままとしか言えんやろ)、結局日本に戻ってから亡くなり、火葬してご遺骨どうするか問題が勃発。奥様とご主人は、義父と一緒の墓には死んでも入れたくないと思ったので、お姉さんに骨を(ニューヨークへ)持っていけと悶着となりました。もちろん、姉は拒否。結局、日本で合同墓に納めることになりました。

合同墓に一旦納めると、もうご遺骨を取り出すことはできないので、お寺さんが、「のどぼとけだけを手元で供養される方もいらっしゃいますが、どうしますか?」と聞かれたそうです。でもまあ、これほどの傍若無人ぶりを発揮されると、

全部まとめて納めます。

と言いたくなりますよね。やっとすべてを手放せて、落ち着いた日々がやってきたと思っていたら、数年経ってニューヨークの姉から、

やっぱり母さんのお墓を作ってあげたいから、一部だけでもお骨をもらえないか?


と言ってきたそうです。

そやから、言うたやんかー!


と思わず私言ってしまいました。でも、もうお骨を取り出すことはできないので、奥様とご主人は、何度も説明してようやく引き下がってもらったそう。

いやー。マジで。

これ、ドラマと違いますからね。実話ですよ。正真正銘、私が直接聞いた話です。きっとあなたの周りにも、こういうケースがあるんですよ。知らないだけで。

だから、「うちは大丈夫」「自分は大丈夫」って思いこんでると、思わぬことが起こるかもしれないので、マジで、ご家族や、自分の人生を大切に生きることが大事だなぁと思いました。

借金とか、伝えておかないといけない事があるなら、エンディングノートに書き残しておきませんか?後から話そうと思っても、人生何が起こるかわからないので。どうやって書いていいかわからないなら、終活のプロの私を頼ってくださいね。

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終活プロデューサー(終活P)🌻終活とは終わりを意識して生きること。池原アニー充子
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