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ドッジボールが死ぬほど嫌い |エッセイ
ドッジボールが好きな人が多いのは何故だろう。
私は本当にドッジボールが嫌いである。
何か大怪我を負ったとか、嫌なことがあったということはなく、ただ本当に嫌いなのだ。
小学校で初めてドッジボールをやらされた時から
なぜこんな野蛮なことをさせるのかと
疑問に思っていた。
休み時間に、週1でクラスレクが開催されていた時期があったが、大体は多数決でドッジボールだった。
最初から外野に行くのはガチの輩なのであり得ない。
さっさと足下に当たってしまって外野に行けば、後は棒立ちしていれば終わるのでいいのだが、ボールに当たるのも全然嫌だ。
ボールを取ろう!という気もないので反射的に避けていたら最後の1人になってしまうという
地獄の展開に多々遭遇することになる。
1回はボールに触りましょうね!
のような大変迷惑なルールを設ける教師もいる。
単純に、あいつらはなんなんだ。
私は体力測定のボール投げの記録が、人生の平均8メートルである。
小学生ながら、心の底からうんざりしていた。
中学から高校にかけては、年に1度
球技大会が開催され、ハンドボールやバレーボール、バスケなど様々だったが、ある年はドッジボールだった。何故か皆、
「今年はドッジボールだーーー!!優勝するぞーーー!!」
とドッジボールの年だけやる気度合いが格違いだった。
本当に不思議でしょうがない。
大学生になり、学童でバイトを始めた。
低学年の子ども達と泥団子を作ったり、ボードゲームをしたりするのは楽しかったが、
「そんなのは見てなくていいから、ドッジボールに参加して!!!」
とよく指示を出されていた。
ドッジボールをしているのは、小学生高学年の男子たちだった。
ドッジボールをやりたくてやっている高学年男子しかいないドッジボールである。
どの年代に参加したドッジボールよりも恐ろしかった。
絶対こんなのに参加する必要ないだろう!
てか怖すぎて普通に無理と思い、適当に声をかけながら、外野っぽい棒立ちで参加していた。
が、プレイしてないことを見破られ
「参加してって言ってるでしょう!」
と指導員に怒られていた。
「怖くてあの中に入るのは無理です!怪我がないようここで見てますから!!」
と言っても参加する以外認められなかった。
絶対に高学年男子達も、私なんかに参加してほしくないと思っていたに違いない。
遊ぼ〜!と無邪気に誘ってくる低学年の子どもたちを断ってまで、何故私は求められていないドッジボールの場に参加しなければならないのだろうか。
こうして、ドッジボールが嫌すぎて1ヶ月で退職することとなった。
今、大学生の妹が同じ学童のバイトに行っているのだが、
「今日はドッジボールして楽しかった〜!」
などと言って帰ってくる。
この人は本当に私の妹かと疑いたくなると同時に
あそこは私が行くべき場所ではなかったのだと
理解した。
これからの人生でドッジボールをする場面に遭遇しませんように。
もう一生ドッジボールはやりたくない。
PS
前回の記事の話だが、頭皮がめちゃくちゃ動くようになった。頭皮の動きを見せつけたいよ。
おしみ
1998年3月生まれ、AB型
甘いものは、しょっぱいものを美味しく食べるために食べます。
極楽に生きたい!
大人になるってこと、それはドッジボールをしなくていいってこと
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