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オリジナルレシピの麻婆豆腐カレー(カレールーバージョン)を教えちゃる
アラフォーになってから子宝に恵まれた筆者。自分にいつ何が起きてもいいように、「最低限の収入でも豊かな食生活が送れるように」と、愛する我が子へ苦楽を共にしたレシピを書き残そうと考えました。
なるべくお安く、簡単に、間違いなく美味しい物が食べられるレシピを中心に、食事・料理に関する「こんなんでいいんだよ」という情報を書いていきます(本式・本物といった概念からはかけ離れるであろう事を予めお断りしておきます)。
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久々にカレーレシピを公開するで
息子よ、お前がこれを読んでいるという事は、私はもうこの世にはないのだろう(挨拶)。
突然でなんだが息子よ。実はお父ちゃんは前ブログ時代にひょんな事からスパイス料理を研究する事になって、様々なオリジナルレシピを公開していた。
これらは実際に知人のお店を借りてお客様に食べて頂いた事もあった(お陰様で大好評)のだが、色々と訳あって店では出さなかった物もある。
その筆頭ともいえるのが『麻婆豆腐カレー』である。
これはねえ、是非とも息子に継承して貰って我が家の味として欲しいの。完全にオリジナルレシピだからというだけではなく、「食文化とはなんぞや」って問いにもなってるんだよ。
このレシピは、インドのスパイスの使い方と、中国料理の麻婆豆腐の作り方(および中国で使われる香辛料)とを組み合わせたもの。政治的にはクソ険悪な両国なのに、食文化となるとここまで相性が良いという、そういうメッセージを込めたレシピなのである。
いやマジで。結果論とかではなく、最初からそうなるように計算して組み立てたんだって。マジでマジで。リアルガチで。
と、言えば言うほど信ぴょう性が無くなって行くのが父の人徳なのだが、話を戻して、このスパイスバージョンの麻婆豆腐カレーはいきなり作るとなると絶妙に難しいので、まずはルーを使った簡易バージョンから教えたい。
慣れるとスパイスから作るのとやってる事は大して変わらないと気付くと思うけれども、最初はこのルーを使うバージョンで、色々な国の食文化を違和感なく融合させる遊びを覚えて欲しいなと。
材料
4人前の分量
・麻婆豆腐
豚ひき肉 400g
豆腐 一丁(スーパーで売ってる小さめサイズだと足りないかも)
ねぎ(長ねぎでも万能ねぎでも)
料理酒 大さじ1
甜面醤 大さじ2(なければ普通の味噌大さじ2と砂糖小さじ2で代用)
醤油 大さじ1
花椒(中国の山椒) お好み
・カレー
玉ねぎ 中サイズ1.5個、大サイズなら1個
ちんげん菜 お好み
にんにく すりおろし大さじ1
しょうが すりおろし大さじ1
カレールー お好み
※塩・胡椒・唐辛子などはお好みで
作ってみよう
では早速作っていくよ~。
用意した材料をまずは刻む。にんにくとしょうがはすりおろし。ちんげん菜は食べやすいサイズにカット。玉ねぎは形を残すスライスと、形を残さないみじん切りと2種類に分ける(面倒なら全部みじん切りにしちゃってOK)。
豆腐はパックの表面のフィルムの端っこを包丁で切り、このように縦にして流しの隅にでも置いておく。こうすると豆腐の自重で勝手に水が切れる。
材料を刻み終えたら、麻婆豆腐のベースになる炸醤(ザージャン)を作る。
熱したフライパンに豚ひき肉を入れ、そのまま動かさないようにじっくりと中火で焼く。写真のように焼き色が付いて来たら、少しほぐすようにして引っくり返し、反対側も焼いて行く。
なるべく動かさないように、下の写真くらいの色合いになるまで加熱。
ひき肉がいい色になったら、酒を入れてアルコールを飛ばし、また甜面醤や醤油を入れて少し煮込む。調味料を入れるタイミングで火を弱め、中火程度に変更(火が強いと焦げるので注意)。目安は、フライパンの油が透明になるまで。
完全に火が通ったら鍋から炸醤を取り出す。フライパンには必要なだけの油を残して、後は捨てること。
皆様からの金銭サポートがあると、子育てに追われる哀れなオッサンの生活がいくらか楽になると思わせておいて、息子の玩具やお菓子や遊園地代で殆ど溶けます。