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【若手社員座談会】オハラの若手社員が感じる仕事のやりがい

光学ガラス・特殊ガラスの製造メーカーであるオハラ。1935年の創業以来、高性能・高品質なガラスを提供することで豊かな社会の実現に貢献してきました。

オハラでは様々なガラスを開発・製造・販売するために、若手からベテランまで幅広い社員が活躍しています。そして若手社員にも仕事を任せ、先輩社員がサポートしながら経験を積み、活躍していく風土があります。

今回はその中から製品検査、営業、開発とそれぞれ異なる部門で活躍する新卒2年目社員に集まってもらい、座談会を開催しました。座談会を通じて、それぞれの仕事の面白さや向上心を持って業務に励む姿、素敵なエピソードも聞けました。

オハラの若手はなぜ当社に入社し、どのような活躍をしているのか……ぜひ注目してご覧ください!


プロフィール

入社理由

——皆さんはどのような理由でオハラに入社したのですか?また入社してからの印象はどうでしょう?

宮崎さん
ものづくり系のテレビ番組が好きで、製造関連の仕事に携わってみたいと考えていました。またウェブサイトを見たり、工場を見学していく中でオハラを知り、ここで働きたいと思いました。

実際に入社した感想としては、職場の雰囲気も良く、不明点もすぐに相談できる環境で働きやすいです。

兼森さん
大学時代に学んでいた無機材料などの化学の知識を活かせるため、化学系BtoB企業を志望していました。その中でオハラはワークライフバランスが充実している点に魅力を感じ入社しました。実際、休みもとりやすいですし、学んできたことも活かせていると思います。

現在は、半導体・宇宙分野をはじめとした最先端技術や規模感の大きい仕事に営業職として携わっており、社内外の様々の人との関わりのなかで、自分の知識・知見の広がりや成長を実感しています。

塚原さん
化学系のBtoB企業を志望していました。オハラの安定性やワークライフバランスの良さ、ライフステージの変化に応じて長く働ける会社である点も魅力に感じ入社しました。

またインターンシップに参加したとき、光学ガラスの製造工程を見学して、わくわくしたことも入社理由の一つです。私はカメラが趣味なのですが、カメラのレンズってこういう風に作られているのかと感動しました。

実際に入社してみた感想は、入社前のイメージ通り、優しい先輩が多く、働きやすいと感じます。

業務内容

——普段はどのような業務を行っているのですか?

外観検査をする宮崎さん

宮崎さん
私は光製品検査課に所属しています。主な業務は製品の外観検査と形状測定です。

検査する上でレンズの取り扱い規則も定められており、慎重に扱いながらライトの光で様々な方向から検査を行い、求められた規格に適合しているか品質の確認をしています。細かい作業のため集中力がかなり必要です。

製品紹介をする兼森さん

兼森さん
私は営業担当として、顧客訪問、見積・受注業務、展示会関連の企画・運営などの業務に従事しています。私が所属する特殊品事業部では、半導体露光装置や宇宙・天文関連、バッテリー分野などに活用される特殊ガラスを取り扱っています。

営業活動において製品の知識はもちろん、お客様がオハラのガラスをどのように使用するかまで理解する必要があります。例えば、レンズひとつをとっても、そのレンズが使用されるお客様の製品のことを知り、良い提案をするための知識習得が求められます。

測定装置を操作する塚原さん

塚原さん
特殊素材開発課に所属しており、耐衝撃・高強度クリアガラスセラミックス「ナノセラム™」などの特殊品事業関連の開発を行っています。

1年目は先輩の補佐をしながら業務を学ぶのがメインでしたが、今は個人のテーマに加え定年退職された大先輩の業務も引き継いで研究開発をしています。ほかにも、複数のガラスの開発を担当するため、バランスを取りながら進めています。担当しているテーマや開発の段階・依頼内容によって、小規模熔解、測定、データ・資料の取りまとめなど日々の業務は様々です。

仕事のやりがい

——みなさん1年目から様々なことを任されているのですね。その中でやりがいを感じるのはどんな時ですか?

宮崎さん
現象が小さい・薄いなど角度を工夫しないと発見が難しい不良を見つけたときです。1日に多くの製品を検査するのですが、正確に検査を行うのはとても難しいです。一度見落としてしまった不良を自分で見つけることができたときは、努力の成果を実感できて嬉しいです。

最近、検査員の認定を取得しました。今後は一人で検査する必要があります。今までは先輩にフォローしていただいていたので少々責任やプレッシャーを感じます。ですが、仕事を教えてくれた先輩の気持ちにこたえるために頑張りたいと思います。

兼森さん
苦労して作成した見積が受注になった時です。工程が多いものや、お客様の最終製品を考慮した製品を提案する際は時間がかかることもあります。

どんなに見積に時間をかけても売上げになるのは受注となってから。そのため正確さと早さが求められます。お客様目線で話ができると受注になりやすく、ただ価格を提示するのではなく、社内とも連携しどう付加価値をつけて受注につなげるか考えるのは営業の面白さだと思います。

塚原さん
大先輩から引き継いだ研究テーマの試作を成功させることができた時にやりがいを感じました。大先輩は完成する前に定年を迎えてしまいました。

普段の研究テーマとは異なるガラスで、かつ私としても初試作であったため、同じ部署だけでなく他部署の先輩にも助けていただき成功させることができました。大先輩が退職式で来社した際、合格した試作品を一緒に確認できた時はとても嬉しかったです。

1年目からの変化

——みなさん、入社2年目から仕事を任されていて、それがやりがいにつながっているのですね。実際に、入社時から成長したと感じることはありますか?

形状測定をする宮崎さん

宮崎さん
仕事に対する理解をもっと深めたいと思い、分からないことや気になることを積極的に聞くことができるようになりました。毎日先輩に仕事を教えてもらっているので、先輩の気持ちに応えたい、早く検査が出来るようになってみなさんの役に立ちたいと考えるようになったからだと思います。

デスクワークをする兼森さん

兼森さん
たった一年ですが、経験を積み自分で判断できることが増えてきました。お客様や製品、そのほかの様々な要因により臨機応変にその時々で判断することが多いです。そのためまだ足りない部分も多く、今後も新しい業務や知識を習得していきたいと思います。

小規模熔解をする塚原さん

塚原さん
作業時にイレギュラーが発生した時でも焦らず対応できるようになり、成長を感じています。1年目は先輩と一緒に仕事をする中で、作業面だけではなく開発の考え方や進め方などを学びました。心境変化としては、後輩も入ってきたので先輩としての自覚を持って働くよう心がけるようになりました。

今後の目標や挑戦したいこと

——では最後に今後の目標や挑戦したいことを教えてください。

宮崎さん
未取得の資格認定を取得し、業務の幅を広げていきたいです。
具体的には測定の認定取得です。今練習している検査をできるようになり、少しでも早く一人前の検査員になれるように努力します。

兼森さん
早くひとりで全ての業務ができるようになることです。お客様からの問い合わせになんでも応えられるようになり、頼りになる営業になりたいです。

塚原さん
お客様の課題を解決するような今までにないガラスを作りたいです。先輩と共同でガラスという分野にとらわれない新しい発想でガラスを作ることを考えており、ぜひ実現させたいです。

※当記事の情報は2025年1月24日時点のものです。

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