アンガーマネジメント
今年は秋からありがたいことに
とっても忙しく過ごしてます。
私はウエディングフォトグラファーなのですが、
秋が繁忙期でほとんど撮影日かデータの作業の日でずーっとバタバタとしているのですが
少しずつ仕事の合間に子どもたちへクリスマスのプレゼントを選んだり、空いた自分時間にストレッチをしたり
12月になると仕事仲間に忘年会呼ばれたり
チャペルの先生の奥様のオペラコンサートに呼ばれたりと忙しい中も楽しいことを見つけながら
毎日を過ごしてます。
そんな中、今日は久しぶりのお休みで
ちょうど三者面談などの時期なので学校に行ったりして過ごしてました。
そんな学校でのお話。
うちの末っ子ちゃんはとても人見知りで慣れるまでは静かな性格なんですけど
何事も文句を言わずに黙っているので
ある種、自我の強い子に利用されたり
イジメの標的になってしまったり
人間関係が険しめの子なんですけど、
先生のお話では。。数日前に学校で
お友達と喧嘩というか。。揉めてしまった。、という話があって
詳しく聞いたら、
おとなしく、人よりスピードが遅いうちの子の課題を周りのお友達が助けてくれていたらそうで
結構溜まっていた課題も後少しとなった時。
みんなも沢山助けてくれたけど
あとはなぞるだけだから残りは自分でやりたい。と言ったところ、
手伝いたいと強く思っていたのか目の前のお友達が突然激しく怒り出して怒鳴り散らしたと。。
まさに『カッとなった』状態で
うちの子が怒られてしまったけど
元々その子は少しのことでカッとなり怒ってしまうとこがあるからアンガーマネジメントなど本人も頑張っているのですが
うちの子にはびっくりさせたかもしれません。
そんな話だったんですけど。
アンガーマネジメントかぁ。。と思いました。
結局。。怒りっていうのは二次感情なので。。
二次感情の怒りをコントロールしようとしても
それは抑圧を練習してるようなもので
怒りをおさえる
怒りをなかったことにする
怒りを落ち着かせる
怒りを感じない
っていうのはオススメできないなぁ。。と
考えてました。
いくら頑張って抑圧したところで
その感情は消えて無くなるわけじゃないので
いつかどこかでまたカッとなり爆発するので。。
怒りをマネジメントするのではなく
怒りの元となっている一次感情に着目して
(不安や悲しみなど。。)
その一次感情を認めて納得していく方が
私的にはオススメなんですよね。。
それを発言するまでは至りませんでしたが。。
今回の娘の件に関しては
きっとそのお友達は
娘を手伝ってあげたかったんだと思いますし
力になりたかったんだと思います。。
でも娘は『自分でやりたい』と本人の気持ちとはそぐわないことを発言したことで
その子は自分自身を否定されたような気持ちになったのかもしれません。。
それはとても寂しく、とても悲しかった。
自分の価値を否定されたような感覚を感じないために怒りという勢いにのせて
二次感情を爆発させた。。
これ。。。結構いろんなところで
いろんな人が起こしている現象だと思います。
一次感情って大体シンプルで優しい気持ちなんですよね。
その感情。。感じることができると
怒らないで済むんですよね。。
『怒り』をマネジメントするよりも。
その時の怒りの裏側にある悲しみなどの優しい気持ちをしっかりキャッチしてあげることで
カッとなることって劇的に変わってくるような気がします。
難しいですよね。。子育て。。
愛着障害を学んでいると
家庭や幼少期が基盤ってわかるのでなおさらね。。
私の勝手な感覚なんですけど。。
怒りも含めて。。
どの感情もなくてはならないとても大切なものだと思うんです。
だからコントロールして押し殺したり抑圧してしまうぐらいなら
吐き出してもいいと思うんですけど
いつでもどこでも。。というわけにはいかないじゃないですか。
学校や外の世界では特に。。。
だから、怒りの感情には後ろに本当の感情が隠れてるという知識が幅広く広まったらいいなと思います。
怒りには勢いがあるのでコントロールは難しくても。。怒りの後ろの悲しみや不安は
ゆっくり、じんわり感じることができるし
悲しかったよねって寄り添うこともできますから。。
我が家ではその話。。
子供はしなかったんですよね。
私に。。。
私は先生に聞くまで知らなかったので。
でも帰って聞いたら
『きっと私を手伝いたかったから
お友達は悲しかったんだと思う』と子どもはわかってたんです。
納得して、自分の中で解決してるから私にまでわざわざ話さなかったんですね。
『しっかり一次感情を知る。そして感じる』ことが
できると勢いのある感情に振り回されたり
カッとなること。。
少なくなっていくのではないかなぁ。。
って。。そんなことを考えた1日でした。