自らの能力を理解し、わきまえろ
突然だが、これを見ている皆さまは自らが
集団の中でどういうポジションであるべきか
また
どのポジションが向いているか、
理解しているだろうか?
これはこれから生きるにあたって確実に必要なスキルであると思う
No.1なのかNo.2なのかまたはポーン♟的ぽジョンの平なのか
これをわきまえずNo.1の仕事をしようとする、
気を使って誰でもできる仕事をしてる
見かけることがないだろうか?非常にもったいないと思う
チェスや将棋をかじったことがある方ならわかるだろうがどの駒もいらない駒などないのだ
ポーン一つのせいでチェックメイトになることだって少なくない
ここでは権威を持っているかということではないどのポジションが100%の力を発揮できるかの話だ
私はありがたいことに中学生でこのポジションを知ることができた
中学生の時学級委員になったことがある
学級委員と言えば文字通り学級のNo.1である
この時自分はうまく仕事をすることができなかった
精一杯やっていることは伝わったのか先生には好意を持ってもらえたがそれだけだ
これといって何かできたことはなかった
その後委員の中でも人をサポートする側に回った
こうなれば事が嘘のようにうまくいく
私はNo.2なのではないのか?と気付き始めた
金魚の糞なだけだろと揶揄する人はすればいいと思うがサポートは誰にだって必要だ
それが糞のようにつきまとう奴であろうと
この気付きが確信に変わる時が来る
中学2年生の時だ
私はサッカー部に所属していたが正直足を引っ張るほど下手だった
しかしそんな中でも優れていたことはある
フィルードの情報を把握しゲームをコントロールする事、チームのメンタルケアをする事だった
点を決めるNo.1のFWでもドリブルに長けたMFでもない
チームの死角を教え、チームのメンタルを保つために声をかけ続けた
そこで調子に乗った自分は目立とうとした事があった
・ドリブルをしよう
・点を決めたい
誰もが思うだろうかっこよくプレーしたいと
しかしこれはどんなに運が良くてもうまくいったことはなかった
下手だっただけでは?と言われてしまえば終わりだが今回はその話ではない
上手くいかず悩んでる時にある雑誌の有名なプレイヤーのインタビューに救われた
それが当時No.1のクラブチームバルセロナのセンターバック『カルレス・プジョル』だ
彼はインタビューの中でこういった
「自分の能力をわきまえて、できないことはしない事、できることを100%活かしきる事が何よりも重要だ」
と、練習しても、トレーニングしてもできないことは誰だって必ずあるのだ
できないのに引き受けることは他者に迷惑をかけているのと変わらない
もし、できたとしても苦手ならやる必要はない
他者と助け合ってやればいい
今はそういう時代だ
それに重ねて私はその言葉をその後胸に抱きながら何年も生きている。
これからも私は目立ちたがり屋のNo.2として生きていくだろうと思う
No.1にとっては目障りなぐらいに手伝ってくる
そんなNo.2が私にはあっている
ありがとう私の英雄プジョル
後日談だが中学3年生ではその言葉を胸にしっかりとレギュラーを勝ち取った