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専業主婦と、働く女性。どっちが良い・悪いかじゃない

専業主婦と働く女性。SNSでは両者が批判し合っているのをたまに見かける。そこで私が思うことは、世の中はとてつもなく理不尽だから、自分がどうしたいのかで行動しよう。

私は子供のいない専業主婦。私が主婦になりたくて、旦那さんも快くOKしてくれたからなった。


私の母親世代は、女性が働けば「専業主婦しないで働くなんて!」と非難されたと聞く。私の父はもちろん、女は働かず、学をつけず家を守れというタイプ。

今はなぜか、専業主婦の女性がいれば「働かずに家でぐーたらするなんて!」と一部の人に叩かれるようだ。働かない=旦那に寄生している。そういう考えを持つ人も”わずか”にいるみたい。

私からすれば、専業主婦も働く女性、どちらも尊敬に値すべき存在。両者の気持ちの根本は同じと思う。どんな理由であれ、家族のため、社会のために頑張っているんだから。

仕事なら、所属する場所が「社会」と大きく、報酬が発生する。主婦なら、所属する場所は「家庭」と小さく、報酬は発生しない。どっちも責任が大きく、無くなってはいけない存在だ。

働く人の中には専業主婦を「暇」と決めつける人も、わずかにいるみたい。専業主婦の中には働く人を「憐れ」んで、自分の生活を自慢する人もいるみたい。専業主婦ができるのは、頑張って働いてくれる人のおかげを忘れてはいけない。

私からすればどっちもすごいんだから、ねぎらう気持ちを持つことが大事と思う。建前理由で批判するから、専業主婦と働く人どっちが良いか悪いか論争になるんだろう。

「私も主婦になりたいのになれないから羨ましい」「自分の力で働いている人羨ましい」って本音があるとしたら、言えば良いと思う。

そして主婦の私は「暇」ではなく、時間がたくさんある。その言葉の意味は全く違う。

家事以外は何もせずに廃人のようにただ時間を過ぎるの待つ。人と関わらないことで、気持ちがふさぎ込む。本当は働きたいのに…って人なら、専業主婦は暇だと思う。

でも家事もして、趣味もして、家族のサポートもして、勉強もしていると暇ではない。たくさんある時間をどう活用して、やるべきこととやりたいことをするか考える。

私は今もたまに、自分の思いより世間体を気にする。やっぱり子供がいなくて専業主婦している人は圧倒的に少ない(自分の見える範囲での狭い世界を見て言っている)。

「私は」専業主婦を望んで楽しい。サポートするのは向いていると自分でも思う。でも「世間は周りの5人くらい」働く女性が多い。私も働かないとみんなイマジナリーアンチに目くじら立てられるかも。

働いていないから、「世間から」贅沢も遊びも許されない。旦那さんが頑張っているのに、私が好きなことをしたら「旦那さんに」申し訳ない。

全部私だけの思い込み。

そして世の中の常識なんて、移り変わっていく。毎回そこに合わせていては、自分が辛くなるだけ。周りの意見や常識は参考程度にする。あとは自分がやりたいことで、家族も快くOKしてくれるなら、そこに引け目なんて感じなくていい。

それぞれ頑張っていて、素敵ですごいんだよ!

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