小説100冊読んで思ったこと。
今年の目標、小説を100冊読む…
達成しました!
長距離マラソンを完走したみたいなしんどさ。でも達成感があって感動してる。今まで「成功体験」したことがほとんどなかったから、何としてもその達成感や「できる」っていう自分への信頼感を得たかった。
「やればできる」じゃなくて「できるからやろう」という心構えが大事になってくると、実感。
まさか目標を達成できるとは思わなかった。途中で投げ出すかと思ったし、続けても100冊には到達しないかもと思った。
5月と7月は中だるみして、本の冊数が明らかに少ない。本を読む気になれない時期だった。好きなことでも休みたくなる時があるんですね。でも、12月入ってすぐに100冊に到達。
100冊目を読み終えたあとは、タブレットを投げ捨てて「読んだ〜!目標達成!!」と喜び、旦那さんとハイファイブ。
とにかく、時間を作るのが大変だった。私は主婦で、家でライターをしているので、外に働いている人よりは時間がある方だと思う。それでも家事、仕事、ブログ、旦那さんのお手伝い、用事などで時間が中々作りにくいこともあった。
自分の頭を使って考えて、時間の作り方を工夫。私は夜の9時以降は「読書の時間」と決めた。仕事するにしても、軽く下書きして終わり、ブログネタもメモするだけ。あとは読書に没頭。私はどうしてもやりたくない事(今は英語の勉強)は、積極的に時間を作らないみたい。好きなことは、こうして時間を捻出できるのに。
「時間がない」ってのは、ほんまに言い訳なんやな。
前半の50冊は、ただ「おもしろかった」と単純に物語を楽しんだだけでした。後半50冊は、本から新たに知ったことを自分の知識にして、読書ログもしっかり書くこと。これが今でも難しい。読書ログにするってことは、自分の感想や思ったことを言葉にしないといけない。なんでおもしろかったのか、何が気に入らなかったのか。どんなお話だったのかを説明しないといけない。何をどう書いていいのかいまだに分からず、試行錯誤を繰り返してる。
文章にすれば、落ち着いて考えることはできるけど、旦那さんに本の内容を話す時は脈略もないし、ダラダラ喋ってしまう。
言葉にして、相手に伝えるのは難しいと学んだ。
100冊読み切るまでに、しんどい時もあった。そんな時に、本を1,000冊以上読んだ旦那さんのアドバイスが役に立ったんよね。
・小説は難しい事柄や情報を作者さんがギュッと凝縮して、リサーチして分かりやすく書いている。先を急ぎたいがために、自分の分からないことをスルーしてしまうのはもったいない。本で「へぇ」と思ったことは、メモしたり、意識して使うこと。それが自分の知識になるから。
・「おもしろかった」で読み終わるのもOKやけど、自分が何を思ったのか、それを言葉にする練習をしてみて。ぼんやり思っていることを、言葉にできたら自分の考えや意見も言えるようになる。本はその感性を磨くものでもある。
・時間を作り出すのは難しいし、100冊読むのもしんどいと思う。でも、それが自分の知識や考えの材料になる。知らないことを知ることで、今見えてる自分の世界の見え方が少し変わる。
そのまま同じことを言うてないけど、こんなアドバイスをもらった。100冊の本を読んで読書ログも書いて、自分の考えや気持ちとも向き合ってきた1年。それでも、まだまだ勉強が必要…。
でも、1個大きなことを達成できて嬉しい。このnoteも135日連続投稿できているし、続けること、できることが増えているのは自分への信頼にも繋がっています。本を読むのは大好きだと分かったので、来年も100冊目指す。
これからも「やればできる」じゃなくて「できるからやろう」って気持ちで、物事に取り組んでいきます(^O^)