「循環型経営のOGS」の施策、大公開します。
はじめに
私たちは「スモールビジネスを強く。そして、もっと面白く。」というミッションを掲げ、中小企業を組織マネジメントからより良くしていく「循環型経営のOGS」というサービスを提供している会社です。
ご存知だとは思いますが、日本の会社の99%は中小企業です。もっと細かくいうと、日本の全企業数のうち99.7%が中小企業なのです。つまり、地域だけでなく、日本をより元気にする原動力は、中小企業が担っていることになります。
「循環型経営のOGS」は、組織が抱える課題を解決していくサービスを展開し、それによって中小企業を強くすることをMISSIONに掲げています。
「じゃあ循環型経営ってどういうものなの?」
という疑問については、簡潔に言うと、会社の内部資源を使って事業成長させていくことにフォーカスを当て、「トップダウンだけではなくボトムアップでも会社を強くしていこう!」ということです。
なんでnoteにオウンドメディアをつくったの?
noteにオウンドメディアを作ったり理由。それはズバリ、もっと多くの人に見てもらいたいからです。
もともと私たちは、自社のオウンドメディアをワードプレスで運用していたのですが、流入経路がSEO一本だったのです。
SNSはInstagramやYouTubeなど複数展開していたのですが、オウンドメディアへのアクセス増にはほとんど寄与しませんでした。
しかも、SEOの一本足打法は、Googleのアルゴリズムに大きく左右されるため、必ずしも結果が出るかといえば、正直危なっかしい部分でもあります。
最近、特に移り変わりが激しい分野がSEOでもあるので、SEOの専門担当を社内に常駐させておかないといけません。でも、そのリソースもなければ優先順位も低くなってしまうのが現実です。SEO専門担当を置いたからと言って、すぐさまSEO対策がしっかりできる訳でもありませんし、リターンも見えづらい。
そういったことから、オウンドメディアのプラットフォームを探し、どこかに委託したいと思っていました。
そうして、noteに行き着きました。
SNSをもっと有効活用しよう
もともと「循環型経営のOGS」は、Instagram、Youtube、オウンドメディア、公式サイト、Facebook、メルマガ、といろんなメディアを展開していたのですが、それぞれが独立して運用されている形でした。そのため、特段シナジー効果もなければ、それぞれのメディアを別の担当者が明確な目標数字もない状態のまま、別々で回していたのです。
だからネタ探しに膨大な時間がかかり、手間隙かけてせっかく作り上げたコンテンツも、日の目を見ずに埋もれてしまっているという状態も少なくなかったのです。
まずはその自体を変えるべく、SNSを整理しました。
SNSをやる目的は、既存顧客のナーチャリングのためです。サブの目的として、リードを獲得できればと思っています。
いずれにせよ、既存で存在してたSNSを整理して、SNSの投稿に関わる人の認識ギャップを埋めていくことが必要になりました。
プロジェクトを展開するときに気をつけなければいけないのは、関わる人がしっかりとゴールをイメージできることです。評価制度の研修でもお伝えしていますが、人が自発的に動くためには、明確なゴールが必要です。
そこでコンテンツマップを用意しました。
TwitterやInstagramなどのライトなコンテンツは、ユーザーにとって一番初めの入り口となります。そこから直接リードに結びつけることがKGIとなります。
そして、Youtubeやオウンドメディアなど、よりリッチコンテンツで情報を深堀りできるものを次におきました。ここのKGIは、公式サイトやホワイトペーパーのダウンロードにつないで、最終的にリードを獲得することです。
このようにすることで、各SNSの目的を明確にしました。
コンテンツ元は全部お客さん
SNSなどの更新をする上で一番困るのは、「発信するネタがない」ということですよね。それを防ぐべく、コンテンツ元はお客さんの声にすることにしました。リアルな声を吸い上げ、それを踏まえて、毎週のメルマガ内のQ&Aコーナーで答えています。
社内の営業担当者は、日々お客さんと向き合う中で、「循環型経営のOGS」が提供している人事評価制度への質問を日々いただきます。
実際にメルマガにも掲載した内容を一例として紹介します。
▽Q2▽
弊社は評価制度もまだないのですが、
それ以前に、会社のルールやマニュアルもありません。
OGSでは、ルール作成なども支援されてますか?
【 A 】
ご質問いただきありがとうございます!
組織ルールの作成方法や作成時のポイントについては、
「組織マネジメント基礎トレーニング」の中でお伝えしています。
組織やチームは、様々な価値観を持った人の集まりであるため、
共通の目的や価値観の明確化は当然必要ですが、
顧客への提供価値の最大化や、スムーズな組織運営を実現していくためには、
それに加えて共通のルールや枠組み、基準やモノサシの明確化も
非常に重要となります。
人事評価制度も、そういったルールや基準、モノサシの一つとなります。
お客さんの悩みに答えるコンテンツだからこそ、飽きられることも少ないですし、ネタも尽きない。ですので、「ネタに困る」という問題はなくなります!
このように、OGSでは、営業担当者が顧客から吸い上げた質問を、メルマガで回答するという体制をとりました。
Q&Aをしっかりと充実させることができれば、より良いコンテンツになると思いました。
「良いコンテンツって何なの?」というと、それはユーザーが本当に知りたいことに答えることができるコンテンツなんじゃないかなと思います。
じゃあそういった情報源ってどこから収集できるの?というと、それは堅苦しく考えるのではなく、身近な日々の営業活動の部分にあったんだ!と。そういった気づきを得られました。
知られていない=存在していないのと同じ。
世の中には、有り余るほど多くのサービスが存在します。そしてわたしたち「循環型経営のOGS」もその大多数の中の一つにすぎません。
もちろん、提供しているサービスに私たちは確固たる自信を持っていますが、それを1人でも多くの経営者の方に知っていただかない限り、OGSがミッションとして掲げている「スモールビジネスを強く」はできないのです。
どんなに良質なコンテンツでも、多くの人に知ってもらい、そして興味を深めてもらえないと、サービスの導入というフェーズには達しません。
「知られるためにはどうすればいいのか。」
「興味をもってもらうためにはどうすればいいのか。」
そのようなことを考え、各メディアのもつ役割と、全体の導線を整備することが非常に重要となります。
1人でも多くの方に、サービスを知ってもらう工夫を
今回は、循環型経営のOGSが実際に行っているコンテンツ制作や周知のための施策の全貌を大公開しました。
これから、自社の商品やサービスの知名度・認知度を上げていくためには、どのような施策を行えばいいのか。
そんな悩みをもし抱えていらっしゃるのであれば、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
また、OGSでは現在、どのようなコンサルティング支援を行っているのか、わたしたちが実際にサービス提供している「人事評価設計支援」についての資料を丸ごと無料ダウンロードいただけます。
OGSを知ってもらい、そして興味を深めていただいた方に対して、どのようなアプローチをしているかまでの流れの全体像を把握していただけるかと思います!
ぜひ、こちらの資料もご活用ください。
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