オギユカ

1992年早生まれ、埼玉・鶴ヶ島出身、京都在住。ボードゲーム会社の広報で、フリーランスライター。ボードゲームが好き。

オギユカ

1992年早生まれ、埼玉・鶴ヶ島出身、京都在住。ボードゲーム会社の広報で、フリーランスライター。ボードゲームが好き。

マガジン

  • 夫と暮らす

    愛する夫(22歳差)との生活

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オギユカのnoteのご案内

ようこそ、こんにちは。オギユカと申します。 ニックネームみたいだけど、フルネームです。 1992年早生まれ、埼玉県鶴ヶ島市出身で、現在は京都に住んでいます。ボードゲームが好きです。 はじめまして、かもしれないあなたへ、オギのnoteをご案内します。 よく読まれているnote▼結婚式の話 神社で挙げた親戚だけの結婚式。シンプルにしたので準備期間も短く、費用も抑えめで、意外と結婚式って手軽にできるよというnoteです。 ▼実家のお片付けの話 自分の心のつぶやきから、実

    • 【6選】デザイン好きの買ってよかったもの2024

      わたし、デザイナーでもなんでもないのですが、デザインが好きです。Webデザイン会社で働いたり、デザイン雑貨通販サイトの会社で働いたりしてきました。 せっかくなので、根っからのデザイン好きが今年買ってよかったものをご紹介します! (アフィリエイトリンクじゃないので、気になったアイテムは、どうぞ気軽に踏んでください。) 柳宗理の清酒グラスうつくしい……。 日本酒を飲むおちょこがほしいな、と探し回っていたら偶然店先で見つけた清酒グラス。 20世紀に活躍した日本のインダストリ

      • もうさよならだと思ってた、思い出のドーナッツ屋が京都にやってくるから全力で応援したい

        東京へでてきて4年半住んだ祐天寺の一駅隣、自転車ですぐの学芸大学に、通うほど好きなドーナッツ屋があった。 はじめて見つけた時は、駅近だけどちょっと道を逸れたところにあって、クマがドーナッツをくわえた看板になんだか惹かれた。 試しに買ってみると、揚げたてでじんわりあったかい。食べてみればふわっと軽く、今まで食べていたドーナッツとぜんぜん違う。 正直、めちゃくちゃ特別な味というわけではない。でも、しばらくするとまた食べたくなってくるやさしい味で、日々のおやつとして大好きにな

        • 夫史上最高のプレゼント

          夫はプレゼントが下手だ。クリスマスなり誕生日なりといった、期日に向けて、スケジュールを立ててなにかを用意するということが絶望的に苦手。モノを選ぶのも億劫だったり、苦手だったりするのだと思う。今となってはもう慣れたけど、付き合ってから最初の何回かは、やきもきしたり、がっかりしたりしたものだった。 わたしたち夫婦の新婚旅行は熱海へ行った。最初は海外に行くことを検討していた。しかし2人ともほとんど海外に行ったことがなく、どこへ行ったって新鮮なはずだ、と選択肢が広すぎて決められなく

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        • 夫と暮らす
          7本

        記事

          不規則な心音と2回しか会わなかった義母

          夫は不整脈だ。歳のせいとかではなく、子どもの頃からそうらしい。夫の体に耳を当てると、どっく……どく…どっ……くどっく、と不規則な心音が聴こえる。はじめて夫の心音を聴いたとき、この世界にこんなにも人を不安にさせるリズムがあるのかと、びっくりした。大切な人の心臓の音だから、というのもあるけど、もっと人間の根源的なところを揺さぶってくるような不安がじわじわ押し寄せてくる音だ。どっく………のあと、次のどっく、が聴こえてくると安堵する。不規則なリズムは次の心拍を約束してくれないように思

          不規則な心音と2回しか会わなかった義母

          池袋にあらばフォーベトへ行け

          帰省のさなか、東武東上線が止まってしまった。わがふるさと埼玉の坂戸へ帰るには、東武東上線に乗るしかないのに。池袋で足止めを食ってしまった。かつて大学生の4年間通った池袋で、夕食どきにぽっかりと空いた時間。 ……ならば、わたしは、思い出の味、フォーベトのフォーを食べたい!!! わたしはある時までベトナムのフォーってやつはあまりおいしくない食べ物だと思っていた。某美術館の地下のレストランで食べたそこそこお高いフォーがぜんぜんおいしくなかったのだ。それきり、フォーと出会っても、

          池袋にあらばフォーベトへ行け

          乾杯はいつも瓶ビールで

          夫と2人で飲みにいくとき、一杯目はいつも決まって瓶ビールだ。 なんで生ビール中ジョッキやグラスじゃないかっていうと、お互いに注ぎあうのが楽しいから。でも、夫になんでって聞いたら「生ビールはサーバーの手入れ具合によって味にばらつきがあるが、瓶ビールなら味が安定しているから」ともっともらしい答えを言われた。ロマンがない。 瓶ビールと一緒にやってくる小さめのグラスを傾けて、金色のビールが注がれていくのを一緒にじっと見る短い瞬間が、なんだかいい。泡がむくっと盛り上がるまでたっぷり

          乾杯はいつも瓶ビールで

          夫がいない夜のポテサラ

          今夜は夫がいない。友だちとの飲み会で出かけている。 わが家では、ごはんを作るのは夫の役割だ。こう話すと女性陣からは「いいなあ!」と言われることが多い。夫は専業主夫である。というと格好がつくけど、5年ほど前になんか仕事に対するやる気のすべてがなくなっちゃって社会と断絶した結果、夫は働かないで家事全般をやり、わたしが仕事をしてお金を稼ぐという生活で落ち着いたのだ。ここまで話すと複雑な顔をされることもある。わたしは納得しているし居心地がいいのだけど。 夫がいない夜、わたしの晩ご

          夫がいない夜のポテサラ

          短歌を一首、注文した話

          短いものが好きだ。星新一のショートショートとか、一話完結のドラマとか、3分ちょっとで終わる曲とか、短編集のマンガとか。 そんな短いもの好きのなかでも、よくふれているものが短歌。穂村弘さんと岡野大嗣さんが好きで、よく歌集を読む。短い五・七・五・七・七のなかで、突然その人独自の視点にくらっとくるような歌にぐっと心を掴まれてしまう。 ある日、歌人・木下龍也さんの「あなたのための短歌1首」という短歌の販売プロジェクトを知った。 「あなたのために短歌を1首つくり、便箋に書いて封筒

          短歌を一首、注文した話

          はじめてみようと思います、共感されない結婚日記

          結婚して6年が経った。 「まぁまぁ、うまくいかなかったら離婚すればいいじゃない」と夫を丸め込んで、いろんな不安には目をつむって、とりあえず結婚してみた。幸い今もなかよしで楽しい生活を送っている。 佐野元春の『情けない週末』という歌に「もう他人同士じゃないぜ あなたと暮らしていきたい 生活といううすのろを乗り越えて」という歌詞がある。結婚する前は、2人が乗り越えなくちゃいけない灰色の「生活」ってやつにビビり散らかしていたのだけど、極彩色とはいかないまでも、案外心地よくカラフ

          はじめてみようと思います、共感されない結婚日記

          22歳差の結婚生活を6年やってみた

          わたくし既婚、夫とは22歳離れています。 25歳のときに、47歳の夫とお互いはじめての結婚をしました。現在32歳と54歳の夫婦。 22の歳の差って、かなり大きいです。親子だって全然ありえるし、干支はあともう少しで2周しちゃうというところ。夫が大学を卒業するかしないかというときに、ようやっとわたしは生まれたのです。 どこで出会ったの?とよく聞かれますが、ざっくり言うと大学時代のバイト先の外注で仕事をしている人でした。(取引先の子に手を出すな)わたしが19の時に出会って、最初

          22歳差の結婚生活を6年やってみた

          京都移住。東京企業フルリモート、フリーランス、地元企業就職、ぜんぶやってみた

          こんにちは、オギユカです。 流れる季節の真ん中に、京都へ引っ越してきてもう2年になります。 移住時点での、私のスペックはこんな感じ。 東京(※町田)生まれ、埼玉(川越・鶴ヶ島)育ち、社会人になってから東京(西馬込→中目黒→祐天寺)に7年在住 祖父母の家も神奈川(東林間)と埼玉(越生) 29歳、ずーっと関東民 結婚して以来、元々京都に住んでいた夫が東京⇄京都の二拠点生活をスタートして3年 職種は広報 こんな私ですが、2021年春、ありとあらゆる事情が重なって京都

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          【デスクツアー】元デザイン雑貨通販勤務、ガジェット好きのリモートワーク部屋

          こんにちは! オギユカです。 京都に住んで、広報の仕事をしています。 東京から京都への引っ越しを機に、家に小さな仕事部屋を作りました。 デザイン好きで雑貨好き、そんなわたしの在宅ワーク環境です。 それでは写真とともにアイテムを紹介していきます! こちらの動画でも紹介していただいたので、動画のほうがみやすいというかたはどうぞ👇 デスクとチェアデスク:FlexiSpot EG1 まずはデスク。この部屋をつくった当初は完全在宅フルリモートで仕事をしていたので、あまりに体を

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          気分があがる、買ってよかったもの2021

          こんにちは! オギユカといいます。 フリーで広報の仕事をしつつ、京都で夫と2人暮らしをしています。 2021年に買ったもののなかで、買った瞬間はもちろん、使うたび、ふれるたび、自分の気分をあげてくれたものたちを紹介します。 1. イトーキの「vertebra03」春に京都へ引っ越して、確実に本格的に在宅ワークするぞ!ということで、自宅にはじめての小さな仕事部屋ができました。 その仕事部屋に思い切って買ったオフィスチェアが、イトーキのvertebra03です。 柴田文江さ

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          実家のUIを改善した話

          ひさしぶりに埼玉の実家に帰ってきています。 社会人一年目に実家を出て、東京に7年暮らし、今は京都に住んでいます。 東京に住んでいる頃は、埼玉の実家には、近いしちょくちょく帰っていたんです。だけど、なんとなく実家にずっといるのがしんどい。両親とは関係が悪いわけじゃないし、ごはんはおいしいし、ゴミ屋敷ってわけでもない。でもなぜか一泊すれば十分で、それ以上はもう帰りたいってなっちゃうんですよね。なんでだろう。まぁしんどくなったら帰ろ〜とやり過ごしていました。 実家に滞在中のあ

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          真夜中に出す手紙が最悪とも限らない

          夜中に書いた手紙やメールを翌朝の冷静な頭で読み直したら、ウワー!なんでこんなこと書いてしまったんだ!って正気に戻って恥ずかしくなって、全部破りたくなった経験ありませんか? 私はあります。 夜中は気分が変に昂ってたり、エモが爆発してたりするので……そんな状態で書いた手紙はそのまま出してしまわずに、朝もう一度読み返してから出したほうがいい、とかいいますね。 基本的にはまったく正しくて、朝読み返してから出したほうがいいと思うんですけど、真夜中に書いた手紙をそのまま勢いで送ったら

          真夜中に出す手紙が最悪とも限らない