『うつ病治療で太る』ってマジなのか?
うつ病ビギナーのリアル☆大公開
通院・服薬治療を開始して、2ヶ月半が過ぎました。
今回の記事では『うつ病治療をすると太る』という説に関して"うつ病ビギナー"である私の、リアルな体重増減やその時の食生活などをお伝えいたしますっ!
『うつ病治療をすると太る』 だと?!?!
通院・服薬治療を開始した当初。
私は自分に処方されている薬の効用や副作用を調べていく中で、このような発信・口コミを多く目にしました。
中には1年で20kg近く太った方もいらっしゃったりしてて…。。。
……イヤ、だなぁ。
…いやね。
「それどころじゃない」ってのは分かってるんですよ。笑
まさにね、生きるか死ぬか。
超緊急事態。
そんな最中にも関わらず
『治療すれば太る』
いや、そんなの気にせずに治せよ!とは思いもしてたんですがね。
……太るのは、イヤ、だなぁ。
ワタクシ、そのような考えも抱いておりました。笑
ここ2年間で、体重が20kg近く落ちてたんです。
主な理由は"胃の病気"
元来、超ガッシリ系の体格。
長年、武道をやってきたからか、体幹と骨格、超ガッシリ。
ぷよっぷよのおデブちゃんというよりは、なんか"動ける"ガタイがいい女。
ウィメンズの服なんて入らないから、基本メンズ服。
女性用の服は、特に、肩と胸周りが絶対に入らない。
XLサイズを試着してみたら『なんかの拷問かな?』って毎度なってた。笑
あと、異常に発達したふくらはぎ。
中学生なのに、大人男性用の地下足袋を履いても、ふくらはぎの部分が留まらない。
パンッパン。
10歳なのに、15歳の先輩男子を蹴り飛ばしてKOし。
中学時代は、砲丸投げ選手として陸上部に勧誘され。
大学時代は、男と勘違いされてアメフト部に勧誘され。
新社会人となって初の制服採寸では「これ以上大きくなると、特注サイズになるよ」って人事部から警告を受けた。
そんな感じで30年、生きてきた。笑
でも、"胃の病気"っちゅうアンラッキーなキッカケでも、少し痩せてくると
「あれ?自分ってそんなに見た目、悪くないんじゃない?」
なんて超単純なポジティブシンキングにもなれて。笑
折角痩せられたのなら、これを維持してもっと"動けるカラダ"になりたいじゃん〜!なんて思いまして。
ジョギングとか筋トレとかも、できるときには少しだけやってました。
……そんな中で訪れた
"うつ病発症"という一大イベント。
ようやく。なんとか。
病院に行けるようになったのに。
目に付くのは
『うつ病治療をすると太る』という情報。
イヤだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
めっちゃ、そう思ってた。笑
なので。
『同じような理由で治療を躊躇ったり不安に思ったりしてる人、いるんじゃないかな』って勝手な想像で。笑
そんな私の、
リアルな体重・体脂肪率・筋肉量の増減変化を大公開いたします!
荻野うみ(32歳 161cm)
リアル、です。笑
ここ数ヶ月の体重記録アプリに残っている、全記録がコチラです。笑
"うつ病発症イベント前"は
体重 57.5kg
体脂肪率 29.7%
筋肉量 38.1kg
"通院開始直前"は
体重 52.0kg (-5.5kg)
体脂肪率 26.5% (-3.2%)
筋肉量 36.1kg (-2.0kg)
"今日現在"が
体重 55.0kg (+3.0kg)
体脂肪率 27.8% (+1.3%)
筋肉量 37.4kg (+1.3kg)
すなわち…
"イベント発生前"〜"今日"まで、で
体重 ー2.5kg
体脂肪率 ー1.9%
筋肉量 ー0.7kg
という通算結果です。
全体的に見れば
"痩せている"ことになります。
"うつ病発症イベント中"だった時期。
わずか2ヶ月の間に、体重は5.5kg落ちました。
なんの運動もせず、に。
食欲不振と過食嘔吐を繰り返し。
結果、ー5.5kgの急転直下。
この頃は、とにかく何も食べたくなかった。
食べる元気すらなかった。
何日もなんにも食べずに過ごしたかと思えば、急に何日も"過食"を続ける。
そんな日々の繰り返しだった。
"過食"した時は『食べること=生きること』への罪悪感から、嘔吐。
食べては吐き、また食べては吐き戻すを繰り返しては、再び『何も食べたくない』という心情に流され、一切なにも口にしない。
そんな毎日を過ごしていました。
どんどん、身体がペラッペラになっていくのがわかる。
そんな2ヶ月でした。
そして、通院・服薬治療を開始してからは。
そんな"食欲不振"と"過食嘔吐"は多少軽減され…
『食べたい時に食べたいものを、食べたいだけ食べる』
そんな生活を送っていました。
基本的には"過食"気味。
当時、食べたいと欲していたのは、カレーやトンカツ、唐揚げ、ハンバーガーや牛丼といった『ガッツリ食べてる感』のある食べ物でした。
コンビニやお店でテイクアウトし、気の向くままに食べまくった。
1食で2人前くらいは食べてた。
しかし吐き戻すことは少なくなり、体重や体脂肪率は増加。
40日ほどで、最小値だった受診直前と比較して
体重が3.5kg戻りました。
そして上記グラフ↑最終日翌日の5月24日。
私はようやく、初めて『薬が効く感覚』を得られるようになりました。
『薬が効く感覚』が得られるようになった私の食生活は、多少改善され…。
"自炊"できるようになったことで『節約を兼ねて栄養バランスの取れた食事を摂取する』ように心がけ始めました。
5月23日〜6月9日までで
体重はー2.5kg
体脂肪率もー2.5% 落ちました。
この頃はあまり"猛烈な食欲"も湧かず、
毎日決まった食事を、1日に1回食べる。
(たまに、マクドやポテチ食べる)
みたいな生活でした。
・胸肉のメイン料理
・千切りキャベツとめかぶ和え
・冷奴キムチ乗せ
・味噌汁
・もち麦ご飯
1日に1度だけ、これらを食べていました。
タンパク質・食物繊維・発酵食品・大豆食品・炭水化物。
1日の摂取カロリー自体は抑えめですが、栄養バランスは取れている食事だったと思います。
この頃の体調は比較的穏やかで。
前向きに闘病生活を過ごしていこうと思えていた日々です。
そして、今朝。
1ヶ月ぶりに体重計に乗ったら…
2キロ、太っていました。笑
でも、体脂肪率は0.3%の増加に留まり…
増えていたのは筋肉量で+1.1kg
ここ10日ほどは、"食欲旺盛"
なんか知らんけど、とにかく『腹が減る』
"空腹感"を感じます。
それまでは
・胸肉 or 豚ロースのメイン料理
・千切りキャベツとめかぶ和え
・もち麦ご飯
を夕食として食べる生活でしたが。
ここ数日は食欲に任せて、カレーや牛丼、マクドナルドなんかを食べる日々が続いています。
また"食欲"が落ち着いて、自炊料理で過ごせるようになれば、体重は徐々に落とせるでしょう。
また最近は、極力"お散歩"に出かけるようにしています。
体脂肪を減らすには、有酸素運動が効果的です。
なんだか身体がぷにぷにしてきた感じがあるので、できるだけ筋肉は残しつつも、有酸素運動で体脂肪を減らしていけたらと思っています。
現在の私が服薬しているのは
就寝前
○クエチアピン錠25mg「明治」×2錠
○トリンテリックス錠20mg
○フルニトラゼパム錠2mg「アメル」
頓服薬
○クエチアピン錠25mg「明治」
5月23日から変わらず、毎晩服薬の処方。
【主治医の指示通り、毎日服薬を続けています】
「なんか今晩は、薬なしでも眠れるんじゃね?」的な日でも、ちゃんと飲んでます。笑
○クエチアピン= #セロクエル
抗精神病薬
○トリンテリックス= #ボルチオキセチン
抗うつ剤(セロトニン再取り込み阻害・セロトニン受容体調節薬)
○フルニトラゼパム= #サイレース
ベンゾジアゼピン系睡眠薬
…らしい、です。笑
なーんもよく分からん、ですけど。笑
こんな服薬内容での、体重や食欲の増減がある日々です。
というコトで…。
主治医の指示通りに服薬治療を続けた私の一例を挙げるとするならば……。
『うつ病治療で太る』という説はNOかな?!
というコトになります。
…まぁ、今のところ、ですが。笑
確かに。
通院・服薬治療を開始してからは、増減の波はあるものの、3kg増量しました。
しかしながら"うつ病発症イベント前"に比べたら体重も体脂肪も減少しています。
いまは。
"元気だった頃"と"受診直前の激ヤバ値"の
ちょうど中間、くらいにいる感じですね。
少しずつ、身体が"元気だった頃の自分"="元の自分"に戻りかけている段階だと思います。
まぁ、体脂肪率はもうちょっと落としていきたいので、これからも食生活と運動習慣には留意していきたいと思います。
…無理のない範囲で!!!!笑
「noteで稼ぎたい!」そんな想いで書き綴っているのでは決して無いのですが…。 なんせ無収入の現実です。。。 もしお気持ち・お心添えを頂けることがあるのなら、めっちゃ嬉しいです! 治療に向けての日々のため、大切に使わせて頂きます。