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私と娘と絵本

娘は今3歳。
本が好きな私は、いずれ娘も本が好きになってくれたらいいなあと思ってる。

私と娘と絵本のあれこれ。


赤ちゃん時代

私は娘が生まれるまで「子ども」ましてや「赤ちゃん」と接する機会が全くなかった。 動き出した娘とどう遊んでいいかサッパリ分からなかった。

自分が本が好きだから、とりあえず本を読んだ。ただ0歳1歳にはどんな本がいいのかもサッパリ分からない。読んでもらった記憶がない。

とりあえず手当たり次第に読んだ。意味なんか分からなくてもいい。お腹の中の赤ちゃんにだって読み聞かせはいいと聞く。穏やかな声の調子を聞かせることができるから。

本の選び方

図書館にも通い詰め、借りては返しを繰り返すうちに人気の絵本、名作と呼ばれる絵本を知り、面白さが分かってきた。

はっきりした絵、シンプルな言葉やリズムの良さ、繰り返し。最初はどれもよく分からぬまま読んでたけど、だんだん好きな絵本が出てきた。

聞いてるかどうか微妙だった娘は、3歳になるちょっと前ぐらいから長めのお話でも聞けるようになってきた。

でも、赤ちゃんの本と「読み聞かせなら 4歳から…」みたいな本の間がなかなか無く、選ぶのが難しい。
ちょっと文字が増えると、小学生ぐらいの方が内容が分かって面白いだろうなという本が多い気がする。

読んでる間にしゃべってもいい

私が意識してるのは、読み聞かせ中にしゃべってもいいということ。
『ハーバードで学んだ最高の読み聞かせ』(加藤映子)という本をオーディブルで聞いたから。

日本人は「どう思う?」「どうしてそう思う?」と聞かれるのが苦手。責められてると思ってしまったりする。

意見をまとめ、言葉で相手に伝えるには小さい頃から何度も練習が必要。アメリカでは小学校で自分の好きなものについてプレゼンする授業があり、各家庭でも小さい頃から意見を聞く文化があるとのこと。

この本では絵本を題材に対話する方法が紹介されていた。だから◯◯ちゃんならどうする?とか、どうしてこうなったんだろう?とか、たまに聞くようにしている。
3歳の今はまだハッキリした答えは返ってこない。でも絵を見て「ここにこれがあるよ!」「このまえ、◯◯ちゃんもこれしたよね」とか話しかけてきたときは咎めず聞くようにしている。

私と母と絵本

娘が生まれてから母がとても嬉しそうだ。節目節目で絵本を買ってくれる。新刊本のおすすめなどを参考にしているのか、案外どれも外れなく娘は喜んで見ている。
そういえば昔から本だけはよく買ってくれた。自分が親になって初めて、母はこうして私と関わってくれたと思い出した。覚えてないだけで絵本も読んでくれたんだろう。

もしかして母も、一人娘との関わりが分からなくて、自分が好きな「本」を与えたのかもしれない。
幼い頃は全知全能に思えていた親が、急に等身大に、愛しく見えてくる。

これからも娘と一緒に本を読むだろう。 大変と思うけどハリーポッターとか読みきかせしてみたい。自分で読めるようになったら、こんなに同じ時間の共有はできないだろうから。


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おがわ みずほ
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