【目印を見つけるノート】1519. アメリカ東海岸にある日本の美術品についてきく
きのうは万事へろへろ、1日じゅう起き上がるのもたいへんな状態で投稿していましたが、よくやったと自分を誉めています。
何を書いたか、よく覚えていませんけれど。
( *´・ω)/(;д; )
それにも関わらず、aomineさまのマガジンに取り上げていただきました。
へろへろなのに注目していただいて恐縮です。
ありがとうございます。
さて、土曜日の話になりますが、
講演をひとつ受講してきました。タイトルがちょっと長めです。
『大田区×セーラム市姉妹都市提携33周年特別講演会 アメリカ東海岸美術館めぐり ~Best Collection In America~』というものでした。主催は大田セーラムクラブです。
講師はコロンビア大学バーク日本美術センターのAssistant Direcror、岡みどり氏です。
ひょんなことで見つけて申し込んだのですが、なかなかの掘り出し物でした。
具体的には、アメリカ東部セーラムのピーボディ・エセックス博物館、あとボストン美術館、メトロポリタン美術館に収蔵されている、主に江戸期の日本の美術品とその背景について解説する内容でした(快慶もあったので)。講師はピーボディやボストンでキュレーターを務められて、現職とのこと。アートの専門家です。
写真撮影はできませんでしたので、文章だけで表現することになってしまうのですが、文字だけでも十分に絵が思い浮かぶ方々が登場します。
尾形光琳(燕子花八橋図屏風など)、葛飾北斎(富嶽三十六景神奈川沖浪裏など)、円山応挙(龍虎図)、喜多川歌麿、河鍋暁斎……ほら、ご存じでしょう。スライドに登場する作品が軒並み有名な作品で圧巻のひとこと、それをチラチラ見ながらメモを取るという感じです。もっとじっくり細部まで見たいと思いました。現地に行かなければね😅
この講演の特徴は、名品の紹介だけではなく、それらが主に誰の手を経て海を渡ったかが紹介されたことです。
大田区がセーラム市と姉妹都市なのは、大森貝塚の縄文式土器を世に広めたモース博士ゆかりの地だからですが、彼はたいへんな日本びいき、特に焼きもの好きで、4度の来日で都合8,000点も購入したそうです。その後モース博士はピーボディ博物館長も務めました。
モース博士だけではなく、フェノロサ、岡倉天心といった日本美術史に残る人々、またあまり前面には出てこない貿易商や画商ーー美術品が旅をするお膳立てをした人びとーーなど歴史の背景も含めて説明がありました。
もうひとつ、それぞれの美術館で現在、日本美術のキュレーションをしている皆さんの紹介と、作品の保管や修復についても言及されたのが素晴らしいと思いました。
これはキュレーターとしてアートの現場にいるからこそできるお話だと思います。なかなか一般的には見えない部分です。
美術の教科書に出てくるような作品に人の手がきちんとかけられているのを知って、「あったかいな」と感じました。
ひとつ念を押した方がいいと思うのは、これらの美術品は収奪されて海を渡ったのではないということです。
明治になってすべてを刷新しようという日本、日本の見事な美術品に惹かれて収集した来日アメリカ人の事情が合って海を渡っていったということです。それらのいきさつについてはいろいろな考え方があるでしょうが、これだけのコレクションが、たまに里帰りもして、誰でも見られるようになっているのは素晴らしいことだと思います。
眼福でしたし、素敵な講演会でした。
ありがとうございます。
と、ここまで書いたところで……、
去年辺りからいろいろ聴いてきた講演をマガジンにしてみようかと思います。結構たまってしまっているので、少しお時間をいただきたいのですが、近日組んでみますね。
自分の話ではないから面白いというのもあるのかと思います。
それでは、今日の曲を。
The Rolling Stones『19th Nervous Breakdown』
STONESには双子座のメンバーが二人います。Charlie WattsさんとRonnie Woodさん、それでMick Jaggerさんが獅子座で、Keith Richardsさんが射手座、Brian Jonesさんが魚座、Bill Wymanさんが蠍座、Mick Tailorさんが山羊座です。皆さんが一同に会したことはないのですが、火・風・水・地のエレメントが揃っていたりします。占いでどうこう判断するものではないですが、バランスというのはあるのかもしれない。どうでしょう。
今日の曲のころの、チャカチャカした感じもいいなあと思います。
CharlieさんのHBD(1日遅れ)ですので。
それでは、お読み下さってありがとうございます。
尾方佐羽
追伸 おつかれさま~(^o^)/
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