【目印を見つけるノート】804. お話ができたら読みたい本(24)
本を運び出すのに難儀している夢を見ました。オバケは出ないけれど怖い夢😱この企画のせいかしら。
そうですね、本を増やすのはキャパシティが必要だなと、しみじみ思いました。
例によって完全に寝落ちし、朝小説を更新しました。
そうでした。
今月中は『アルファポリス歴史・時代小説大賞』がやっていまして、けさ更新した『16世紀のオデュッセイア』をエントリーしています。スペース・改行抜きの150万字を越えたので記念に。
長い方になるのでしょうか。
巷では4,000万字の小説もありますので、足下にも及びません。
これは、サイトアプリ登録者の投票で順位が決まりますが(審査で受賞作が決まります)、私は100位ぐらいかしら。ジャンルには沿っていても傾向は異なりますし、長くて読むのもたいへん、100位ぐらいでいさせてもらえるのにびっくりです。
連載はまだまだ続きますが、おそらくこの小説を賞に出すのはこれが最後でしょう。投票には登録が必要なので何ですが、よろしければチラリと立ち読みしてくだされば幸いです。今日は太田牛一がルネサンスの一場面を語ったらどうなるか書いてみました。楽しかったです。
例えばの妄想ですが、
ロックの小説を書いて、ちっともビューやいいねがつかなくて、へろへろになったとしても、
じきにキース・リチャーズさんが見てくれて誉めてくれたとします。あ、あくまでも妄想例です。
とても、とても嬉しいだろうな😊
でも、ネットに上げていればないことではないです。内容しだいでしょう。
『オデュッセイア』は多分に実験的ですし、そのようなスタンスでいいような気もします。
そういうことは、ありましたし。
ミックさんの回復、ツアー再開、お祈りしています。
さて、前ふりが長くなりましたが今日もします。読んでいない本。
長い小説にしましょうか。
『失われた時を求めて』(マルセル・プルースト 吉川一義訳 岩波文庫)1~14
『ルーゴン・マッカール叢書』(エミール・ゾラ 訳者複数 論創社ほか)
前者はたいへん有名な小説です。
7作で構成されていますが、7分冊というわけではありません。岩波文庫だと14冊ですね。
私はずっと前に『スワンの恋』をかじり読みしたきりで、全くもって不徳のいたすところです。読んでいないので、これ以上書きません。
後者は「?」という方もいらしゃるでしょう。ゾラが20冊の小説をまとめて『ルーゴン・マッカール叢書』としたのです。ん🤔、『ルーゴン・マッカール叢書』として20作を書いたという方が正しい。その中には『居酒屋』や『ナナ』など広く出版されているものも含まれます。私はこの2冊には目を通しましたが、それぞれに通ずるものが深くあり、「ひとつの小説として読んだ方がいいのではないのか」と思いました。書いたゾラさんもそのつもりで書いたでしょう。全体もそうなのだろうと想像します。ただ、「20冊をひとくくりの固まりの分冊にしてしまうと、どうなのかなあ」と思われたのかどうなのか、「叢書」としたように思います。
この点、プルーストさんとゾラさんの採用している分け方は異なるものの、それぞれのお話に関連がある、あるいは結び付いている、全体をひとつとして見ることができる。そのような意味で私には「長い小説」だと受け止められるのです。
残念ながら『ルーゴン・マッカール叢書』は全巻訳出されておらず、訳出されているものも異なる版元さんから出ています。論創社さんの叢書は全巻訳出予定なのでしょうか。その辺りは分からないのですが、生きているうちに読みたいなと思います。
場合によっては原文でも……無理😱
書く方もですが、訳す方も大仕事ですね。ペコリ。
自分も、それぞれのお話に関連がある、あるいは結び付いている、全体をひとつとして見ることができるーーということを意識して書いていたりします。
ですので結局、私はひとつのお話を書いているだけなのかもしれません。うーん、書くことだけではない、「つながる」とか「つなぐ」とか「結ぶ」とか「ほどく」のが私のライフワークかもしれません。
それでは、お読みくださってありがとうございます。
尾方佐羽
追伸 『チボー家の人々』、『百年の孤独』などもポロポロと出てきました。
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