【目印を見つけるノート】934. 知識っていきものだと思います
きのうの青空、一点透視になりそうな雲たち。
先日のnoteで「掛時計が気になる」と書きましたが、もうすごいのです。国内の量販店から100均、通販、メーカー、インテリアブランド、輸入ブランドをWeb、実店舗、カタログ問わず片っ端からチェックして、いくつ時計を見たかしら? 控えめに言って300以上は見たように思います。
それで買いまくっていたらいかがなものかと思いますが、無理です。よかった😓
ただ世間の傾向と自分のそれはよ~く分かりました。
気になると掘りたくなると前のnoteに書きました。それは特定のグッズでも歴史の人物でも蝶などのいきものでもそうです。
蝶みたいに無邪気に近寄ってきてくれる存在はたいへんありがたいです。
その分、一目惚れというのは滅多にしなくなりました。あ、1号機関車の図面にはピンと来ましたけれど……。
それは、イギリスの鉄道について少し調べていた、『きかんしゃトーマス』をいっとき毎週見ていた、森博嗣さんの本やブログを読んでいた、新橋駅前によく行く、19世紀のイギリスの小説を書いた、ずっと前マン島の機関車の切手がお気に入りだった――などけっこう多くのつながりがあってのものかなと思います。
図面を見て「作ってみよう」とならないところが、掘りの甘いところですけれど。
これは書物についてもいえることで、タイトルや表紙だけで買うことはなくなりました。図書館でも資料が中心になりがちですが、そうでなくとも、どんなものか見てから借りるか決めます。何かが結び付いているように感じたら手に取るといったらいいのかしら。この前借りた最合葉月さんの本はそうでした。
このようなやり方は一見、柔軟性に欠けているように見えるかもしれません。パッと飛び付くことなく、じっくり見る。何かが結び付けば手にする。「それではすごく狭い範囲のことしか選べないのでは」と思われるかもしれませんね。
例えば、上に1号機関車の図面に至る背景を書きましたが、その中にはいくつもの要素があります。羅列します。
イギリス・鉄道・実写アニメ・小説・ブログ・東京・歴史・切手……一部ですが、それぞれ程度の差はあっても折に触れて手繰り寄せています。すべてが増殖する細胞のようなものと言えるかもしれません。要素は他にもたくさんありますが、それらは時に交わり、時に分岐して広がっています。
うーん、いきものですね。
知識はいきもの。
ごく若い自分では種を蒔けてもなかなか育てられなかったようにも思いますし、今はそれなりですがアクションを取る必要があるとも思っています。
結んだり、ほどいたり。「楽しんで没頭できるか」というのも大事だなと思っているところです。
ああ、話がまた抽象的になりました。
掛時計は2~30ピックアップしましたので、気に入ったものを選びましょう。そんなにたくさんは要りませんから。
Elvis Costello『Hey, Clockface/How Can You Face Me?』
まあ、何てぴったりな曲。
この曲以外に選択肢がありません。
狭いかな、でもいい感じです。
それでは、お読みくださってありがとうございます。
尾方佐羽
追伸 でもね、私ってびっくりするぐらい変わらなかったりするのです😊 可笑しいですね😅
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