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【目印を見つけるノート】1193. 夕暮れ野川は武蔵野の果て?(1)

「くーっ ( ;`Д´)/」というぐらい暑いですね。皆さまどうぞお気をつけて。
私も気をつけます。

ファンデーションを久々につけたら、顔がすでに日灼けしていました(T^T)

数日前、夕暮れの知らない一帯をぶらぶら歩いていたら、川を見つけたのです。

暗い写真なので少し明るくしました。

野川です。

その名前は知っていますが、
調布とか、あっちの方(アバウト)に流れている川だと思っていたので結構意外に思いました。

野川の流域の解説

あっちの方、とは「武蔵野」と呼ばれている方です。

皆さまは「武蔵野」ってどの辺りのことだと思われますか。

吉祥寺があるのは武蔵野市ですから、武蔵野と考えていいかな。
私がぼんやりとそうかなと思っているのは東京の市部のうち、国分寺・国立・小金井・三鷹・武蔵野・府中・調布……と中央線・京王線沿線でした。

さらに個人的に、
野川といえば武蔵野の川、とりわけ三鷹・調布という印象がとても強いです。川は複数の地域を貫いているのですから、それも固定観念なのですけれど。

数日前私がいた場所は二子玉川(世田谷区)の一画で、野川はそこで多摩川と合流するということでした。

野川の果てに私はいました。

そこでふっと、
「世田谷は武蔵野の果てなのかな」と考え始めました。野川の果てから武蔵野の果てにシフトしちゃったのです。

武蔵野の範囲についての記事

私の「武蔵野」のイメージは主に小説から来ているように思います。

そのようなときに引っ張ってくる大定番は上の記事にもあるように、国木田独歩さんの『武蔵野』ですが、大岡昇平さんの『武蔵野夫人』もありますし、太宰治さんの住んでいたところでもあります。そこまでは見当がつくのですが、「武蔵野が舞台の小説」で検索すると山本有三さん、徳富蘆花さん、吉川英治さんにも該当するようです。
蘆花公園のあるのは世田谷ですが、やっぱり世田谷が際(きわ)なのでしょうか。

一方、野川を舞台にした小説も古井由吉さん、長野まゆみさんの筆によるものがあるそうです。
読んでないよぅ🙍🙍🙍
読書をほとんどしていないのがよく分かるていたらくぶりで😖本当に情けない。浅学の限り。

とまあ、散文雑駁で来ていますが、
「野川の果ては武蔵野の果て?」というのがだいたいの筋だてになっているようです。

もう少し続けましょう。

今日の曲です。
RC SUCCESSION(忌野清志郎)『多摩蘭坂』

多摩蘭坂は国立にある坂です。今回テーマにしているエリアですので、出してみました。名曲です。♪キスしてあげるよ~と返したい。

武蔵野とは別に、「三多摩」という区分があります。私が武蔵野だと思っているエリアと被るのですが、昔東京の市部が北多摩郡・南多摩郡・西多摩郡とされていた頃の呼称です。ただ、三多摩はまたちょっとニュアンスが変わります。
なぜかというと、武蔵野は「野」です。「山々」があるとちょっと違う。東京の地形地図を見ると、武蔵村山・昭島・日野・八王子辺りから「山」が見られるようになります。日野・立川は境かなあ。
さらに進んで青梅に行くともう「野」というイメージはまったくなくなります。秩父・多摩・丹沢山系に入るのです。
武蔵ではあるけれど、野ではない。

あれれ、話がずいぶん大きくなってきたぞ。
大丈夫かな🤔
ということでまた明日。

それでは、お読み下さってありがとうございます。

尾方佐羽

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