【目印を見つけるノート】662. あれから一度も止めていない
仕事の帰りに本屋さんに行って、やっと買えました~😂
森博嗣さんのエッセイ集『追懐のコヨーテ』(講談社)です。先月出たのは知っているのですが、なぜか本屋さんにないことが2~3度続いていました。最近は勤め帰りに本屋さんがあるので今日行ってきたのです。
(ネット書店はこの場合、あまり使わない)
明日の『オデュッセイア』の更新分を書くのがまだ途中なのですが、さっそく拝読しました。
ここで、感想文を書くのが普通でしょうが……すみません。
一通り拝読し、
「うっ」とつぶやきました。
なぜなら、ふたつほど、自分がnoteで書いたこととテーマがかぶっていたからです。テーマがかぶること自体はよくも悪くもない、偶然だと思うのですが、時期が……。
テーマは「けれんみ」と「調べることは楽しい」ですが、最近も最近。
「これでは、森さんの本からテーマを拝借したと思われてしまう😱」と戦慄したのがこの箇所の核心です。
私は森さんの読者だと公言していますので、もう、拝借としか思われない😱
今日が初見ですのに。
森さんに限らず、
どなたかのテーマをしれっと拝借するのはあまりしないようにしています(引用以外で文章を借りることはしません)。どなたかへのアンサーだったりリアクションだったり問いだったりと連歌的に繋ぐことはしますけれど。
そのようなことで、ちょっとまごまごしていました。
とはいえ、森さんのご本をたくさん拝読していますので、影響を受けている部分は少なからずあるのだろうと思います。それは、密室ミステリィを書くとか何かを真似するのではなくて、「考え方」というような抽象的な部分で影響を受けているということです。
まごまごはしたのですけれど、
「ああ、そうなのか」としみじみ思いました。
このような言い訳めいたことを書けるようになったのかと。
森さんのご本を拝読するようになって、6年を超えましたか。それは、私が何も書けなくなったどん底から、まがりなりにも毎日書くようになった6年強でもあります。
同じなのですね。
その月日を思うと、
ほんの少しセンチメンタルな、
もっと歩を進められそうな、
不思議な気分になります。
まごまごしましたが、
困っているのではありません。
書いてきてよかった。
あれから一度も書くのを止めていない。
これからも書こう。
まだまだ書くことがたくさんあります。
さて、『オデュッセイア』にかかりますか。
明日の夜に第11章の第1話を公開予定です。
今日はストレートですけれど、この曲しかないです。
U2『Walk On』
すべてに感謝します。
それでは、お読みくださってありがとうございます。
尾方佐羽