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【目印を見つけるノート】1656. やっぱり詩だけは読むのです

素敵なレコード屋さんのアカウントを見つけたので即フォローを押しました。で、どこのレコード屋さんでしたっけ?
タスマニアでした👀‼️

金木犀(写真加工しました)

あと、ロリー・ギャラガーさん愛用のエレクトリック・ギターが落札されたそうで、落札者は地元アイルランドの国立博物館に寄贈したとのこと。どうも、宝くじで1等が当たらないと買えないぐらいの額だったような……桁を間違えているかしら。見当がつかないです。日本語のニュースも出ると思うので後で探してみます(まだ出ていない)。
あ、出た出た。

ということでSNS、相変わらずですが、ともだちがまったくできない使い方しかしていません(苦笑)。

ともだちができない、で思い出しました。

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私はわれにかえる。
そして、あの音。あの孤独な音。
心がすべてをおもいだし、眠っている魂のなかへ
光りがそっと入り込んでくるときの、
鳥さえも気づかないほどの、微かな音。

うつくしいもの、わが望むもの、微かな音。

岩が歌っていた。光りは沈黙をまもっていた。
初夏の、熟れていく牧草地のはずれだった。
近くの楡の木に、銀色に光る月がかかった。
あるいは、夜明け前の孤独な時間。
荒れ果てた丘の斜面に沿って、
貨物列車がゆっくりとすすんでいった。
月はまだためらって、そこにいた。

写真加工してみました

『詩は友人を数える方法』長田弘(講談社)よりセオドア・レトキ『薔薇(つづく)』の一部を引用。

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日本近代文学館で見た、長田弘さんの組版のような筆跡を思い出します。
もう、詩はほとんど書いていないのですけれどーーああ、この前いっこ書いてみたぐらいですかーーそれでも読むのはとても好きです。小説はほとんど読みませんし、あとは古典とか資料というフィルターのかかるものが大半なのです。それでも、詩だけは実用ではなくとも本能的に入り用です。

高校のときからでしたが、きっと一生そうなのでしょう。

朝から江戸時代年表を見ながら、付箋を着けていました。
これですね。

付箋は優先度の高いものと普通の2種類に分けてペタペタペタペタ。ついでなので付箋も色別に整理しました。それで、必要なところを書き写します。基礎調査になるのでしょうか。明日も明後日もテクテク出かけますので今日はじっとするタイミングのようです。

Tim Buckley『If The Rain Comes』

歌詞にも詩があります。そうでないものも多いですけれど、ほんの一節の詩があれば曲は十分印象に残るものになると思います。この曲の歌詞と演奏はとても美しいと感じました。
一般的にぐしゃっとしたのもありますが、詩は美しいと感じられるのがいいです。

例えば、Lou Reedの『Perfect Day』のラストにはそれまでの流れにはない、「You're going to reap just what you sow」という一節が繰り返されます。訳も解釈もしませんが、囁きのような一節がこの曲を決定づけているとも思えます。
ついでにYouTubeのコメント欄も見ましたけれど、そこに言及している英語圏の方はとても多いです。
解釈はしませんが、そのようなことができるのが詩ではないかなと思います。

と、ついでにレナード・コーエンまで聴いてしまったのでした。ティム・バックリーと同時代の人ですね。

もし今夜、雨が降ったら
思い出して
それはぽろぽろこぼれる
なみだ
(インスパイア自作)

それでは、お読み下さってありがとうございます。

尾方佐羽

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