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【目印を見つけるノート】1706. 学んだり調べたりの愉しい1日

少し寒かったですね。

今日は國學院大學オープンカレッジの漢文古典講座の最終日でした。5回の講座、欠席なく受講できて自分的によかった😆

毎回、異なる内容を取り上げる講座です。
最終回は「『書経』に学ぶ」です(講師は青木洋司准教授)。
四書五経(六経)という固有名詞を、
学びはじめて頻繁に聞くようになりましたが、いかんせん現物にほぼあたっていないのです。高校で論語を習ったことがあるけれど、うろ覚えで……どうにもこうにも忸怩たるものがありました。
『書経』が『論語』より前の成立だというのも分かっていなかった😰

今回は身近で使われている例が挙げられ、背景など解説もしていただいたので、スッと入りやすかったです。ほんの一部しか触れていませんので何ですが、歴史に沿った(理想的な時代の)帝王学の逸話集と理解しました(まとめすぎでしょうか)。

ちょっと話を逸らしますが、
ふっと、マキアヴェッリの『君主論』を思い出しました。マキアヴェッリもローマ史やフィレンツェ史を書いていますし、歴史から理想の政治の解を求めようとする態度には通ずるものがあると思いました。現代にも学ぶところは大いにあるように思います。あ、アリストテレスもそうなのかな🤔

先生が最後に挙げられた言葉、
〈人心は惟(こ)れ危うく、道心は惟れ微かなり。惟れ精に、惟れ一に、允(まさ)に厥(そ)の中を執(と)れ。無稽(むけい)の言は聴く勿(なか)れ。。弗詢(ふつじゅん)の謀(はかりごと)は庸(もち)ひる勿(な)かれ。〉(『大禹謨』講座レジュメより引用)
がとても印象に残りました。
特に〈無稽(むけい)の言は聴く勿(なか)れ。〉が響きました。理由はよく分かりませんが。
※聴は旧字
その後に参考として付いていた王安石もたまらなくいいと思いました♥️

今回の講座ではどのテーマにしても、
漢文テキストと読み下しと訳文、あるいは読み下しと訳文がレジュメに出ていて初学者にも分かりやすいものでした。それに加えて、それぞれの読みどころ、面白さも説明していただいたので、ワクワクして伺えました。

アンケートも一生懸命書いてしまい、あわや一人居残り寸前😱😱😱
面白い講義をありがとうございました。

こちらの展示を見てきました。絵詞の成立事情を知りませんでしたので、新鮮でした。

その後は例のごとく作っていったおにぎりをパクパクと食べて、國學院大學博物館の展示を覗いてから図書館に行きました。少し慣れてきたので、今日はガチ調べものです😆😆

調べものが心ゆくまでできるって、幸せ💕

先日、ネット検索とミュージアム問い合わせで挫折したテーマについて、いくつもヒントを見つけられました。
やっぱり、地道に本のページをめくる作業も大切だと強く実感しました。

今年予定した講座はこれで終了……いや、来週見学がもうひとつありました。それが終わるとたぶん年末モードになっていくのでしょう。

渋谷川さま、またじきに😊

Keb' Mo'『Merry Merry Christmas』

ちょっと罪作りな?クリスマスソングです。この方の曲は前に一度お出ししたような気がしますが、いつだったか……🤔グルーヴのあるミュージシャンですね。そこは自分的にたいへん重要なポイントです。
気分は盛り上がりますが、まだオデュッセイアを書いているのでした。今回は曲者かも。

それでは、お読み下さってありがとうございます。

尾方佐羽

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